読書時間 『中国人郵便配達問題=コンピュータサイエンス最大の難問』(1999) 西野哲朗『中国人郵便配達問題=コンピュータサイエンス最大の難問』講談社選書メチエ、1999年2020年2月3日のNESSY講演会で広田 修(玉川大学 量子情報科学研究所 顧問)氏の「暗号解読に対する量子コンピュータの能力と量子暗号開発― 暗... 2020.02.20 読書時間
読書時間 『書物の中世史』(2003) 五味文彦『書物の中世史』みすず書房、2003年呉座勇一氏の『日本中世への招待』(朝日新書、2020年)の付録に「さらに中世を知りたい人のためのブックガイド」で五味文彦氏の『平家物語、史と説話』(平凡社ライブラリー、1987年)が取り上げられ... 2020.02.19 読書時間
読書時間 流転する明智光秀の首塚 『奈良史学』37号に村上紀夫氏が「流転する明智光秀の首塚」を書いていたのを読む。明智光秀の首は斎藤利三の首と共に粟田口に葬むられたあと、明智光秀の子孫か家来の子孫という明田理右衛門(明田利右衛門)によって白川橋三条南梅宮町に五輪塔が移された... 2020.02.18 読書時間
読書時間 『日本中世への招待』(2020)その2 呉座勇一『日本中世への招待』朝日新書、2020年第二部 交流の歴史学「この室町文化の特徴を一言で述べるなら、「寄合の文化」ということになろう」(P156)。闘茶や連歌は「寄合の文化」をよく表している。タイムスクープハンターでも闘茶などの賭博... 2020.02.17 読書時間
読書時間 『日本中世への招待』(2020) 呉座勇一『日本中世への招待』朝日新書、2020年書誌情報朝日新聞の土曜別冊「be」に2014年10月より2018年3月まで月1連載したものに概説を加えたもの。連載はネットDIGITAL朝日新聞で読んでいたので、第一部の概説を読む。当初は日本... 2020.02.16 読書時間
読書時間 『老子入門』(2002) 楠山春樹『老子入門』講談社学術文庫、2002年、2004年第3刷書誌情報『中国の人と思想4 老子』(集英社、1984年)を底本として、1993年、湖北省荊門市の郭店楚墓から「竹簡老子」が出土したことから、解説部分を全面的に書き改めたほか、巻... 2020.02.15 読書時間
読書時間 『姿なき司祭』(1970)その3 埴谷雄高『姿なき司祭 ソ連・東欧紀行』河出書房新社、1970年装幀は粟津潔である。箱の裏の文字が鏡文字になっているのが珍しい。出版社名まで鏡文字にしてしまった。ISBNコードと定価だけが通常である。枠内を鏡文字にした意図はなんであろうか。モ... 2020.02.14 読書時間
読書時間 『姿なき司祭』(1970)その2 埴谷雄高『姿なき司祭 ソ連・東欧紀行』河出書房新社、1970年古書と肴 マーブルの店主の話では、大学の卒論が埴谷雄高だったという。その関係で埴谷雄高関連の書籍が多いのであった。『死靈 第9章』まで辿りつけない人がほとんどの中、店主は死靈(し... 2020.02.13 読書時間
読書時間 『姿なき司祭』(1970) 埴谷雄高『姿なき司祭 ソ連・東欧紀行』河出書房新社、1970年甘夏書店で本を買った帰りに、教えてもらった「古書と肴 マーブル」さんへ初めて伺う。19時半の開店間際で忙しく、ハートランドビールだけもらって、背後の本棚の本を眺めていたら、埴谷雄... 2020.02.12 読書時間
読書時間 『うひ山ふみ 鈴屋答問録』(1934)その3 村岡典嗣校訂『うひ山ふみ 鈴屋答問録』岩波文庫、1934年、1977年第18刷若松英輔氏がTwitterで『初比山踏(うひ山ふみ)』を読んで本居宣長の「詩歌を語る言葉に経験的に感じる何かがある」と呟いていた。そして『古事記』と『万葉集』を読... 2020.02.11 読書時間
読書時間 『読む京都』(2018) 入江敦彦『読む京都』本の雑誌社、2018年先週B&Bでトークイベントが始まる前に購入した。この本が出たため、ブログを「京都を読む」にすることを諦めた経緯がある。だから買っていなかったわけだが、気の迷いで買ってしまったのだ。もう京都本は買わな... 2020.02.10 読書時間
読書時間 『わたしのウェールズ、わたしの家』(2004) ジャン・モリス、北野寿美枝訳『わたしのウェールズ、わたしの家』早川書房、2004年A WRITHER'S HOUSE IN WALESby JAN MORRISNational Geographic Society, 2002巻末にC・W・... 2020.02.09 読書時間
読書時間 『うひ山ふみ 鈴屋答問録』(1934)その2 村岡典嗣校訂『うひ山ふみ 鈴屋答問録』岩波文庫、1934年、1977年第18刷「うひ山ふみ」は本居宣長が寛政十年(1798)六十九歳の著と村岡典嗣が解説で書いている。宣長が「古學の概念とその研究法とについて説」いた彼の学問の入門ともいうべき... 2020.02.05 読書時間
読書時間 『うひ山ふみ 鈴屋答問録』(1934) 村岡典嗣校訂『うひ山ふみ 鈴屋答問録』岩波文庫、1934年、1977年第18刷「答問録」ついて村岡典嗣が解説で「就中、神道論に關する説など、他の諸著に述べられたところを、補い得べきものもある」と書いていた。子安宣邦先生が講義で本居宣長の神道... 2020.02.04 読書時間
読書時間 『閑板書國巡禮記』(1933)のお話 齋藤昌三『閑板書國巡禮記』書物展望社、1933年(編集済)去年の9月に預けてからLe Petit Parisen の石川さんの気紛れによる修復を経てしばらくぶりで手元に戻ってきた。これで見返しの遊びの破れを気にせずに読めるようになった。とい... 2020.02.02 読書時間