2016-05

書籍目録

2016年05月購入図書

2016年05月購入図書相変わらずの無節操振りである。大川周明は「大正を読む」の続きである。貝原益軒は来月の課題図書である。原念斎はその関係である。花祭論は奥三河の世界である。『知的生産とその技術 Classic10選』が選んだ『本を読む本...
書籍目録

2016年05月購入古書

2016年05月購入古書すっかり忘れていたが、車でロームシアターに向かうときに、乗務員さんが思い出させてくれた。みやこメッセ、下鴨神社、知恩寺で開かれる古本市は京都にくる楽しみでもある。しかし、京都の春の古書大即売会で、カタログ(100円)...
古都を旅する

二軒茶屋餅

週刊新潮の「とっておき私の伊勢」HONZ代表の成毛眞氏の3回目は「二軒茶屋餅」だった。角屋と湊屋という二軒の茶屋のうち21代目の角屋が健在である。どこぞにも二軒茶屋があるが、片方しか残っていない。写真に撮りたくなるような佇まいである。小豆に...
読書時間

『先哲叢談』(1994)

原念斎、源了圓・前田勉訳注『先哲叢談』東洋文庫、1994年、2006年第2刷原念斎の『先哲叢談』を買おうと思って、日本橋丸善に行ったら、置いてなくて、火曜日に神保町の東京堂書店で手に入れた。なぜなのかというと、訳注者でもある源了圓氏の『徳川...
読書時間

老人の時間

貝原益軒の『養生訓』巻第八に、「老いての後は、一日を以(て)十日として、日々に楽しむべし。つねに日をおしみて、一日もあだにくらすべからず。」とある。一日一日が長かった子供の時代と一月二月がすぐに経ってしまう老人の時代がある。この時間感覚がど...
読書時間

『養生訓』の読み方

貝原益軒、松田道雄訳『養生訓』中公文庫、1977年、2014年第20刷松田道雄訳の『養生訓』は解説だけ読む。松田道雄は解説の最後に「『養生訓』は、ただ長命を願うためにではなく、私たちの祖先がおくった毅然とした晩年の姿を知るために読むべきであ...
読書時間

『養生訓』斜め読み

『養生訓』は制欲を説く。食欲と性欲は内敵である。外敵は外邪(がいじゃ)として暑さ、寒さ、湿気などの生活環境をいう。今なら熱中症対策を書いただろう。現代人の生活を見通したかのように、「座り続けるな」「眠りすぎるな」という。「とにかく身体を動か...
読書時間

『養生訓』(1961年)

1.『養生訓』の読み方貝原益軒『養生訓』の新しい読み方とは何か。子安宣邦先生の宣伝文句に引っかかって『養生訓』を買ってきた。そもそも、貝原益軒は何者ぞ?『養生訓』は読んだことがないので、新しいも何もない。常識で考えれば、医学の進歩により、不...
旅の時間

懐徳堂研究会

毎月21日は東寺の弘法市だ。ふたば書房八条口店で『歴史家の案内する京都』が積み上がっていることを確認して、近鉄京都線に乗る。近鉄京都線で終えた旅が、また近鉄京都線から始まる。不思議な縁ということで弘法さんへ。いつものところにめかぶ屋さん(適...
旅の時間

奈良まで現地説明会に行く

奈良県橿原市の瀬田遺跡で弥生時代の終末期の円形の墓が見つかったと奈良文化財研究所が5月12日に発表した。どうも前方後円墳のルーツではないかということで、ニュースでも取り上げられた。現地説明会が5月15日に10時からあるというのでのこのこと出...