2024-02

断片記憶

「探索式2024」2月の状況

2024年1月末版ではわかりにくいので、色で購入時期を分けてみた。青色が2024年、赤色が2023年、黄色が2022年以前に購入した本であり、緑色は借りて読む本である。 去年の秋から今年にかけて購入した本や読んだ本から見えるのは哲学が大きな...
読書時間

『増補 『徒然草』の歴史学』(2014)

五味文彦『増補 『徒然草』の歴史学』角川ソフィア文庫、2014年、kindle版 『太平記(二)』(兵藤裕己校注、岩波文庫、2014年)を読んでいて、そう言えば、『徒然草』は鎌倉幕府の滅亡の前のことだと思い出した。『太平記(二)』兵藤、岩波...
読書時間

太平記でも本地垂迹

何げに兵藤裕己校注『太平記(二)』(岩波文庫、2014年)が転がっていたので手に取って読んでみた。第十巻で鎌倉幕府が滅亡するのである。新田義貞が太刀を龍神に献げる場面で、本地垂迹がその口から出てくるのである。太平記の表現は漢籍と日本神話であ...
書籍目録

2024年02月購入図書(その4)

如月の3連休が終わると、もう3月が見えてくる。傘が壊れたので修理に出すために丸善へ行った。濡れたまま放置していたので錆びて傘骨が折れて布地を突き破る結果になった。粗大ゴミで出すのはかわいそうなのであまりしたことのない修理を経験してみようと思...
断片記憶

長唄の魅力

令和6年能登半島地震 復興支援特別イベント 歌舞伎音楽ミニ講座 in 押上文庫 Part1 長唄の魅力 出演 歌舞伎俳優 中村梅乃 長唄 唄方 杵屋巳勇次 長唄 三味線方 鳥羽屋里松 押上文庫さんで震災復興支援企画の歌舞伎音楽講座『長唄の魅...
書籍目録

2024年02月購入図書(その3)

如月の後半は雨模様になった。なかなか続かないなかで、やりたいことを絞っていくことになる。 (購入後記) 帯に2名の大学名誉教授の言葉があって、買うことにした。 西垣通氏「生成AIブームの今こそ切望される知がここにある。」 山内志朗氏「存在か...
古都を旅する

福田美術館

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作家の佐藤厚志氏の4回目は「福田美術館」でした。2019年オープンの日本画中心の美術館です。まだ、行けてないのですが、連れのせいではありません。京都は踊りを観に行くか、法然院での知り合いの個展を観...
断片記憶

結局、行き着いたことろ

睡眠時間は削れないし、片付けはしなければならないと言うことで、何かを削るしかない。読書時間を削れはブログに記録することも無くなるのでブログもいらなくなる。一つのことをするにも時間がかかるのである。AIやセキュリティのupdateなど果てしな...
ひととき

173「堤の浅い春」千宗室

2024年3月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「堤の浅い春」というタイトルでした。家元が散歩する出雲路橋でユリカモメが減り出したので、上流の状況が気になって上賀茂橋まで長足の散歩になりました。帰りは雨雲に追われるよう...
書籍目録

2024月02月購入図書(その2)

天気が悪くなるのは季節の変わり目なのか。しかし、前線がこの時期停滞するのは記憶がない。今月は課題図書が多すぎて本を買うのを控えていたが、日本思想を考えた時に独特の形の研究が不可欠であるにも関わらず、明治維新で仏教と神道に別れたこともあり、元...