2020-11

書籍目録

『日本百名山』(1978)

深田久弥『日本百名山』新潮文庫、1978年、1993年第27刷太田和彦氏の『居酒屋百名山』(新潮文庫、2013年)を読んだからには、元祖を読もうと思う。『日本百名山』の単行本が1964年に出版されてから版を重ねていたことは解説で串田孫一が書...
書籍目録

2020年11月購入図書

霜月は床から寒さが上がってくる。ソファに座って本を読み返すことが多くなった。記憶が曖昧になって概念を操れないことが度々生じた。時の長さが記憶を彼方に追いやってしまう。道具は使うことで手入しないと錆びついてしまう。紙に書くことでしか、インスピ...
書籍目録

2020年11月購入古書

2020年11月購入古書霜月は猟期の始まりでもある。父も猟犬もいない今、記憶の中で散弾銃の音が聞こえる。山に登るのは無理としても、山が見える所まで行きたいものだ。(購入後記)【評論】というカテゴリーは使ったことがない。文藝評論であれば【文学...
書籍目録

2020年11月書籍往来

2020年11月書籍往来霜月である。樹々が葉を落として冬に備えるように、本を整理して調べ物ができるようにしたい。【知】前島康彦『向島百花園』(財)東京都公園協会、1981年、2003年第3版東京都公園緑地部監修・東京公園文庫17を買ったのは...
読書時間

『乱視読者の英米短篇講義』(2003)

若島正『乱視読者の英米短篇講義』研究社、2003年書誌情報『英語青年』に2001年4月号から2002年3月号までに連載した「アメリカの短篇小説を読む」、2002年4月号から2003年3月号までに連載した「イギリスの短篇小説を読む」に書き下ろ...
読書時間

『ヘミングウェイで学ぶ英文法』(2019)

倉林秀男、河田英介『ヘミングウェイで学ぶ英文法』アスク出版、2019年第5刷ラジオで都甲幸治氏が『白い象のような山並み』を論じていたのを聴いた時、手元にヘミングウェイがなくて、細部が書けませんでした。そう言えば倉林秀男氏の本でヘミングウェイ...
読書時間

「文庫で味わうアメリカ短編小説」を聴く

カルチャーラジオ 文学の世界 文庫で味わうアメリカ短編小説を聴いてみました。都甲幸治(とこうこうじ)氏がアーネスト・ヘミングウェイの『白い象のような山並み』を取り上げた回では、スペイン語を英語に翻訳したような設定という話が面白かった。とにか...
読書時間

『近代読者論』(1969)

外山滋比古『近代読者論』みすず書房、1969年、1972年第3刷外山滋比古は「読者の誕生」で「読者」の発見を云う。「ものを読む人、かならずしも、読者ではない。親しい人から来た手紙を読んでいても、手紙の読者であるとは言わない。本を読むときと、...
ひととき

134「宿屋」千宗室

ひととき 2020年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「宿屋」というタイトルでした。家元は京都に住んでいるので地元の「宿屋」に泊まってことはないといいます。その家元が泊まってみようと思った宿屋はS屋でした。残念な...
読書時間

『英文構成法』(1973)

佐々木髙政『英文構成法』金子書房、1973年五訂新版、2010年五訂新版第124刷英作文の基本としてこの本を早く知るべきであった。しかし、手にしてからもう10年になるが、充分に活用できていない。渡部昇一と松本道弘の対談本で渡部昇一が『英文構...