2020-05

書籍目録

2020年05月購入図書

2020年05月購入図書 皐月になって緊急事態宣言は延長され、本屋は休業や時短営業を余儀なくされた。先月は本について興味本位でいくしかないと書いたが、コロナが思考力も奪ってしまったようで、方向性が見えなくなった。緊急事態宣言が解除されても、...
書籍目録

2020年05月購入古書

2020年05月購入古書 皐月になっても緊急事態宣言は解除されず。延長になった。古書店も閉まっていたので、Amazonでの購入になる。東都が解除されたのは25日(月)だった。 (購入後記) 角川書店の仏教思想シリーズは文庫化され、kindl...
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2020年05月書籍往来

2020年05月書籍往来 皐月もコロナウイルスの関係で不要不急な外出を避けることが求められた。仏教の思想を手に取って考える時間が多くなったと思う。本は目の前にある文章だけを読むものではない。今まで読んできたものも読み直しを迫ることがある。 ...
読書時間

『伊勢神宮と日本美』(2013)

井上章一『伊勢神宮と日本美』講談社学術文庫、2013年 原研哉氏の『白』(中央公論新社、2008年)を読んでいて、伊勢神宮の建築様式の起源の話があった。そこで、デザイナーではなく、建築史家の話を確認することにした。ただ、癖のある井上章一氏で...
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『白』(2008)その3

原研哉『白』中央公論新社、2008年 第三章 空白の意味 「空白」は「未来に充実した中身がみたされるべき「機前の可能性」として示される場合が多く、そのような空白の運用はコミュニケーションに強い力を生み出す」(P38)。 長谷川等伯 松林図屏...
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『白』(2008)その2

原研哉『白』中央公論新社、2008年 第二章 しとしろしき触発力 「紙はメディアである。しかし、メディアの本質は実用性のみならず、むしろそれが人間の創造性やコミュニケーションへの衝動をいかに刺激し鼓舞するかという点にある」(P14)。 「紙...
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『白』(2008)

原研哉『白』中央公論新社、2008年 著者自装の本は表紙も白だし、ジャケットも白に黒い文字のモノトーンの世界である。 4章からなる。 第一章 白の発見 第二章 紙 第三章 空白 エンプティネス 第四章 白へ そして、英訳されている。英語の方...
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『仏教の思想2 存在の分析<アビダルマ>』(1969)その6

桜部建・上山春平『仏教の思想2 存在の分析<アビダルマ>』角川書店、1969年、1978年第10版 やはり、人間には休みが必要です。超高速で『ブッダ最後の旅』(岩波文庫、1980)を読み直したりするには絶対的な時間が足りません。 第三章 ダ...
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『白百』(2018)

原研哉『白百』中央公論新社、2018年 書誌情報 読売オンラインに2015年3月24日から2017年3月28日まで100回掲載されたエッセイをもとにした単行本である。上田義彦氏の写真が4枚、関口尚志の写真が1枚納められている。原研哉氏は『白...
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『正倉院文書の世界』(2010)

丸山裕美子『正倉院文書の世界 よみがえる天平の時代』中公新書、2010年 奈良国立博物館で正倉院文書を見たことがありました。戸籍を見ると、強い中央集権国家のイメージを受けました。だから、大津透氏の『律令国家と隋唐文明』(岩波新書、2020年...