2025-05

ひととき

188「数え年」千宗室

2025年6月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「数え年」というタイトルでした。喪中のため節分は吉田神社は遠慮し、壬生寺にお参りしたといいます。壬生寺では素焼きの焙烙に家族の性別と年齢を書いて納めます。筆ペンを持参する...
書籍目録

『新編 意味の変容』(2025)

皐月の購入図書は、タイトルの書き方を変えてみたので、後から検索がうまくいくのか心配になる。(購入後記)森敦対談集を読んでいて、近くの本屋にあったことを思い出した。他に読む本もあるが、今は森文学の流れである。【文学】森敦『新編 意味の変容』ち...
散歩時間

神戸博ポートピア’25

1981年の博覧会ポートピア'81 は観たことがなかったが、この展覧会の回想展が昭和100年である今年、2025年3月20日(木)2025年9月15日(月)まで各地で開催される。東京は甘夏書店にて2025年5月10日(土)〜2025年6月1...
散歩時間

雨の小塚原へ

雨であったが、約束なので出掛けることにした。東京メトロ南千住駅の南口を出ると、すでに雨は小止みになっていた。すぐ前に豊國山延命寺がある。門柱に南千住ぶらり下町音楽祭と首切地蔵奉納演武の案内が貼ってあった。このすぐ先が豊國山回向院(史跡小塚原...
書籍目録

『図説 豊臣秀長』(2025)

皐月は連休があり、また、週末になると雨になることもあって、出掛ける機会が減ったので、kindle版を読んできた。セミナーの帰りに本屋に寄って買ってきた。(購入後記)河内将芳氏の本は無監査で購入することにしているので、本屋に置いてあれば買うの...
読書時間

『一即一切、一切即一』(1988)

『一即一切、一切即一 ーー『われ逝くもののごとく』をめぐって/森敦対談集ーー』法藏館、1988年、装幀司修森敦の『われ逝くもののごとく』(講談社、1987年)を読めていないことに気がついた。対談集は本を読んだ前提でなされていて、山折哲雄氏と...
読書時間

『山頭火』(2006)

文:中西進、嵐山光三郎、写真:井上博道、アートディレクション:高岡一弥、英訳:宮下惠美子、ポール・ワッキー『山頭火』ピエ・ブックス、2006年山頭火を英訳と写真で愉しむ本で、井上博道氏の古仏の写真が好きなことで手にしたのだと思っているが、記...
断片記憶

砂丘モノでもあるまいに

鳥取の食べ物をいただいた。砂丘らっきょうである。滋賀県産をシガモノを名付けているので、鳥取県産はどうしたものか。因幡国なのでイナバモン? まあ、普通に鳥取サンか。
読書時間

正岡子規『俳諧大要』(2025)を読む

正岡子規『俳諧大要』岩波文庫、1955年、2025年改版第1刷書誌情報正岡子規『俳諧大要』は解説によれば、明治28年(1895)に「日本新聞」に連載されたものを、明治32年(1899)に「ほとゝぎす発行所」より出版したとある。正岡子規の俳句...
書籍目録

Numbers Don’t Lieはタイトルでは買えない

5月は皐月である。本屋に行かずにkindle版でsampleを読むともうそれだけで良い気になる。1時間の読書はsampleで済まして、重たいpaperbackに向かう時は既に就寝の時間になっている。(購入後記)Amazonでよくお勧めに上が...
断片記憶

『イメージでわかる表現英文法』(2016)

田中茂範(監著)、弓桁太平(著)、神山きの(絵)『イメージでわかる表現英文法』学研プラス、2016年、kindle版大西泰斗氏の『英文法をこわす』(2020年)はイメージが豊富だった。これに味をしめて元祖イメージの田中茂範『イメージでわかる...
読書時間

『中世政治思想講義ーーヨーロッパ文化の原型』(2024)その2

鷲見誠一『中世政治思想講義 ヨーロッパ文化の原型』ちくま学芸文庫、2024年フランシスコ教皇が亡くなって、枢機卿による選挙が行われた結果、プレボスト氏が選ばれたレオ14世を名乗ることになった。ローマ・カトリックの教皇の歴史を読もうとしたが、...
断片記憶

天眞庵で長居する

蕎麦を食べてコーヒーでくつろぐというありそうでなかったことを天眞庵でするようになった。お酒を飲んで蕎麦を食べてコーヒーで締める。やはりなかったパターンである。長屋 茶房 天眞庵というところは蕎麦屋とかカフェとかいうのは使い方次第であるから、...
断片記憶

『平家後抄』(2000)の解説を読む

角田文衞『平家後抄 落日後の平家 上』講談社学術文庫、2000年、2006年第5刷『平家後抄 下』講談社学術文庫、2000年、2006年第4刷朧谷寿氏が下巻に「解説 角田史学の真髄をみる」を書いていました。平家は壇ノ浦で殄滅(てんめつ)した...
四都手帖

四都手帖2025年06月【編集中】

2025年6月の私的な愉しみと記憶6月は水無月である。古都の都も本格的な夏を迎える。【古都】草間彌生 版画の世界ーー反復と増殖ーー 京都市京セラ美術館 2025年4月25日(金)〜2025年9月7日(日)リニューアル記念名品展Ⅰ 帰ってきた...