『和菓子の京都 増補版』(2025)

書籍目録

皐月の購入図書はある意味で実験である。記憶が鮮明なうちに購入動機をメモすることが目的なので、後で処理しやすいようにタイトルを揃えるか、1冊ずつにするか、購入日単位にするかによって手間はだいぶ変わる。しかし、AIに頼むのであれば、形式はどうでもよくなる。ただ、過去の記述の仕方が簡略なので、書名と購入後記を対応させられないことも想定されるので、時間をみて表形式のデータをつくることで自分を知る手がかりとしたい。

(購入後記)

タイトルを見て購入を決めた。ブログを遡れば本書の前身である。『和菓子の京都』(1990)については詳しく書いている。増補版では序章であった「京都人気質入門」を付として後ろに回すなど構成を変えたのと、口絵の写真などが、新しくなった。注も38頁、134頁、173頁に付いた。「川端道喜 この三十五年ーー増補版刊行にあたって」を第十六代伸政氏の未亡人の川端知嘉子氏が書いていた。ここにはよき日本がまだ残っている。笹の入手の困難さは増したようである。相方と食べたのは利休粽だったことを思い出した。こちらは私家版に書いていた。

https://handbook-of-four-cities.com/entry/2012/10/31/060000-537

【京都】

川端道喜『和菓子の京都 増補版』岩波新書、2025年

和菓子の京都

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