Goinkyodo

書籍目録

『汝はそれなり』(2025)

2025年12月の図書(その2)。師走はそれなりに過ぎてゆく。「今は詩集を渋谷駅前等で時折路上販売している」と書いてあった。(後書)エズラ・パウンドとか北園克衛を読むらしい人から頂いた。頁番号がないので数えてみたら30頁であった。その内の1...
書籍目録

『ユートピアは心臓にある』(2025)

2025年12月の図書。「詩集、作品集を幾冊か発行し、渋谷駅前等で路上販売している」と筆者プロフィールにある。(後記)エズラ・パウンドとか北園克衛を読むらしい人から頂いた。頁番号がないので数えてみたら30頁であった。その内の3頁は写真であっ...
断片記憶

御朱印帖の書写録(その十)

本にすることのプロセス(その22)平成廿一年十二月十九日古い御朱印帖を捲って、参拝した年月日、神社仏閣の名称、祀られている神様仏様を書き写してみる。思い出せることもあれば、思い出せないものもある。往時渺茫。近畿三十六不動尊宝印帖奉拝 平成廿...
断片記憶

本の中の京都

土の中の京都は考古学の成果であり、『つちの中の京都』という名の本すらある。もう、今はない平安京は考古史料と文献史料から見ていくことになる。過ぎ去った時間は取り戻せないので、再現性のないことは、僅かに文字史料と絵画史料を頼りに考えるしかない。...
断片記憶

御朱印帖の書写録(その九)

本にすることのプロセス(その21)平成二十一年五月九日-平成廿一年十二月十九日古い御朱印帖を捲って、参拝した年月日、神社仏閣の名称、祀られている神様仏様を書き写してみる。思い出せることもあれば、思い出せないものもある。往時渺茫。橘寺御朱印帖...
旅の時間

注記 その1 串政

本にすることのプロセス(その20)「ますだの記憶」の注記作業(注) 串政串政は、野田先生に連れて行ってもらった富永町の串カツもある割烹であった。L字型のカウンターに奥に小上がりがある活気溢れる店だった。若い人が数多く働いていていた。びっしり...
散歩時間

霜月の終わり

季節を先取りするのは料理屋の習わしである。今回知ったのは、枝豆で、奄美では年越す前にできるという。季節の先取りとはどのあたりまでをいうのであろうか。
書籍目録

『神楽』(2025)

霜月の終わりに本屋へ顔を出す。霜月の購入図書(その2)は相方も好きなジャンルである。(購入後記)最近は、本作りの調べごとに疲れたので、消費の読書をすることにした。神崎宣武氏は初めてなのであるが、この手の本を幾つも書いているのようなので、一定...
断片記憶

落ち葉の思い

銀杏の落ち葉が一面に散り敷かれている。風もあって、あとからあとから降り注いで来る。秋の終わりを落葉が告げる。すべては冬のために。すべては冬のために。
ひととき

山の辺の道の縁

『ひととき』2025年12月号のInterview しなやかな挑戦は麿 赤兒さんでした。「Kバレエ・オプト『踊る遠野物語』」東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)2025年12月26日(金)〜28日(日)他今回のバレエとの...
散歩時間

秋晴れの朝

十間橋通りまで歩いて逆さツリーを観た。
散歩時間

料亭でコンサート

料亭でヴィオラだってよ。ええっ?土鍋でオペラもある世の中なので、何があっても不思議はないが、面白そうなので参加することにした。ヴィオラの吉鶴洋一さん、ピアノに奥様の吉鶴ゆか里さん、三味線は友梨姐さんまでがチラシに出てましたが、芸者衆も踊や鳴...
断片記憶

閑話休題

御朱印帖を捲り、当時を思い出すとともに、本尊等の達筆を読み取るのは楽しいが、骨も折れる。8冊になったことで、暫く休憩したい。御朱印帖そのものを読むのは目的ではない。「旅の時間」のブログ掲載日と実際の旅程との検討が目的なので、御朱印帖の書写録...
書籍目録

『評価と報酬の経営学』(2025)

霜月の購入図書。今月は本にすることのプロセスを味わっていて、図録以外に初めて本を購入した。(購入後記)学会での濱村純平氏の活躍が面白いので、本が出たら買おうと思っていた。【経営】濱村純平『評価と報酬の経営学 アイツの査定は高すぎる?』光文社...
ひととき

194「山あいのすき焼き」千宗室

『ひととき』2025年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「山あいの好き焼き」というタイトルでした。家元が寺町のすき焼きの老舗Mについて、面白い見方をしていました。「中に入れば案内される廊下の照明が生み出す影はあの...