Goinkyodo

断片記憶

本にすることのプロセス(その2)

鍋さんに渡された『新日本の色』という装幀織物という布のサンプルをめくり、裏の説明を読みながら、日本の色の多彩さと細布とかネオンなどの品種の違いを目と手で味わう。同じ染料でも生地の織り方で風合が異なる。まして、手触りが違う。なるほど、今まで手...
書籍目録

『禅僧・藤田一照さんと考える、AI時代の新しい禅』(2025)

2025年10月購入図書(その8)はNHK宗教の時間のテキストだった。(購入後記)遅ればせで、テキストを買う。藤田一照師は曹洞宗の禅僧であられる。2025年10月第2日曜日午前8:30〜9:00より3月までの6回の番組を楽しみにしている。【...
書籍目録

『 TOEIC(R) L&Rテスト 基本例文990選』(2020)

2025年10月購入図書(その7)。神無月も下旬は急に寒くなって、季節の急な変わり目を感じる。この雨で金木犀も散ってしまうだろう。今年は10日以上も遅れて咲いたようだ。あの香りが漂う街を歩いていた時が懐かしくなる。(購入後記)もう、英語の参...
読書時間

『奈良の寺 ー世界遺産を歩くー』(2003)その2

奈良文化財研究所編『奈良の寺 ー世界遺産を歩くー』岩波新書、2003年、2007年第13刷本箱から出てきたので、久しぶりに頁をめくってみた。八 東大寺8 本坊経庫と手向山八幡宮宝庫「東大寺旧境内には、古代・中世の校倉六棟が残っています。正倉...
断片記憶

本にすることのプロセス(その1)

このプロジェクトはのんびりのようなのである。まず、打ち合わせを天眞庵でする。その日はLe Petit Parisienが臨時休業だったのと、私も午後からカラオケの約束があったので昼飯の時間にしてもらった。まず、本の外観を決める。Le Pet...
読書時間

『保元物語』(2025)の本文以外が面白い

栃木孝惟校注『保元物語』岩波文庫、2025年書誌情報新日本古典文学大系『保元物語 平治物語 承久記』(1992年、岩波書店刊)の内、栃木孝惟校注『保元物語』を文庫化したもの。凡例(pp.3-9)によると、片仮名を平仮名に改め、振り仮名は現代...
ひととき

193「赤帽のいた頃」千宗室

『ひととき』2025年11月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「赤帽のいた頃」というタイトルでした。家元が京都駅のインバウンドの混み具合を嘆くお話でした。赤帽さんというポーターがいた時は、和服が入って荷物が増えた家元の...
書籍目録

『流れることへの哲学:存在の花を訪ねて』(2025)

2025年10月購入図書(その6)。秋を感じる雨だ。(購入後記)xで山内志朗先生のところへ見本が届いたというのを見てAmazonで調べたら10月20日発売とあったので本屋でゲットしてきた。Amazonで予約して翌日配達でよかったのだけれども...
書籍目録

『定本 中世倭人伝』(2025)

2025年10月購入図書(その5)は、中世である。現代にどこまで繋がっているのかはわからないが、大航海時代の始まる前を知ることが楽しいと思った。(購入後記)読書は教科書的なるものを読むのが最初で、その後に広げていけばよいと思うが、だいたいは...
書籍目録

『保元物語』(2025)

2025年10月の購入図書(その4)は繋がる図書となった。(購入後記)五味文彦氏の『鎌倉と京』(2014年)は保元の乱から始まるのだが、五味文彦氏は平家は『平家物語』と源氏は『吾妻鏡』を基にしている。亡くなられた元木泰雄氏の『『兵範記』を読...
断片記憶

本をつくることの意義

パリジャンのオーナーさんと果てしなく飲んで本をつくる話をした。パリジャンで偶にお会いする専門家と仕事するのは楽しみである。本つくりの過程はオーナーさんのを見てきた。この際だから少し勉強しようと思う。電子の森から解き放ち、形を与え供養しよう。
書籍目録

『知的な英語ネイティブが日常会話で使う表現』(2025)

神無月の購入図書(その3)。自分は高望みしていないか。目標を考えて行動しよう。(購入後記)Xで流れてきて、音声を聴いて購入することにした。知らない言い方は覚えるしかない。それにしても英語本は絞らないと積読が高くなった。【言語】大島さくら子、...
読書時間

「京都東山大仏千僧会について」

『蓮華 仏教文化講座たより』vol.108 2025第575回仏教文化講座 令和7年2月16日(日)河内将芳「京都東山大仏千僧会について」(pp.16-19)という講座の紹介文章を読む。講座を聴講できればそれに越したことはないが、京都に住ん...
読書時間

「アメリカを揺るがすキリスト教ナショナリズムの本質」

加藤喜之「アメリカを揺るがすキリスト教ナショナリズムの本質」『世界』岩波書店、2025年11月号106頁-114頁PIVOT公式チャンネルで佐々木紀彦氏と加藤喜之立教大学文学部教授とのトーク(注1)を観て、岩波書店『世界』2025年11月号...
書籍目録

『世界認識の再構築 十七世紀オランダからの全体知』(2025)

神無月の購入図書(その2)。朝晩が冷え込んできた。ようやく秋である。(購入後記)探していた本が見つからなかったが、ヨーロッパを扱う本なので、購入した。寺島実郎氏が『世界』に連載したものを本にしたものだ。寺島実郎氏の本を最近読んでいなかったが...