2017-02

書籍目録

2017年02月購入図書

2017年02月購入図書 課題図書を読むことで時間は経っていく。 デザイン思考を読むことで、自分の見方を変えるということがテーマとなっている。『観察力を磨く』はアートの力というか、アートを観ることで観察力とコミュニケーション力を高めようとい...
断片記憶

『武田氏滅亡』(2017)

平山優著『武田氏滅亡』(角川選書、2017年)を買う。750ページと分厚い本にブックカバーつけてもらう。さて、しばらくはバックがパンパンになるな。 平山優氏の本がだいぶ増えたなと思う。長篠の闘いから、天正壬午の乱まで読んできた。あとがきにあ...
読書時間

「平安時代の鴨川」を読む

朧谷寿「平安時代の鴨川」を読む。 探し物していたら、『平安京提要』が出てきた。大きな本である。ちょうど読んでいた朧谷寿『平安貴族と邸第』(吉川弘文館、2000年)に「平安時代の鴨川」があり、この後『平安京提要』に「平安時代の鴨川」を書いたと...
ひととき

89「戻れない場所」千宗室

ひととき 2017年3月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「戻れない場所」というタイトルだった。「もう一度行こうとしてもどうしても叶わない場所がある。時空のゆがみに偶然に迷い込んでしまったという、そんな不思議な経験をし...
古都を旅する

喫茶ソワレ

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の村田沙耶香氏の4回目は「喫茶ソワレ」でした。東郷青児の作品がある青色の照明が不思議な喫茶店です。舞妓さんとなら私も入れます。 プラス1は「生きている珈琲」でした。四条通を歩いていて地下へ降りる珈琲...
古都を旅する

お目覚(めさ)

「3月1日の深夜0時45分、参籠宿所の静けさを破るように、ひときわ大きく尻上がりに加供奉行の声が響く。 「お目覚ー(めさ)、お目覚ー、お目覚ー、お目覚ー。・・・お目覚ー」。最初の4声は参籠宿所に休む練行衆の起床を、少し遅れた一声は湯屋に休む...
散歩時間

『特別展 春日大社』(2017)

東京国立博物館他編『特別展 春日大社 千年の至宝』NHK他、2017年 『特別展 春日大社 千年の至宝』を観た。 春日大社へ奉納し神宝となれば、もう一般の目に触れることができなくなることは、NHKの番組で説明されていた。 展示されていたのは...
読書時間

『足利直義 下知、件のごとし』(2016)

亀田俊和『足利義直 下知、件のごとし』ミネルヴァ書房、2016年 足利直義(あしかが ただよし)の評伝である。笠松宏至「足利直義」(豊田武編『人物・日本の歴史 第5巻 内乱の時代』読売新聞社、1966年)の短編を除き、森茂暁『足利直義ー兄尊...
断片記憶

部立は踏襲されたのか。

新古今和歌集も20巻よりなる。 佐々木信綱によると新古今和歌集の部立は12で、佐伯梅友によると古今和歌集の部立は10であった。二人の数え方が異なるが、四季と恋で11巻は同じ数である。津田左右吉に平安貴族は恋ばかり歌っているといわれてもしかた...
読書時間

『観察力を磨く』(2016)

デザイン思考は色々な定義がある。スタンフォードの定義を見てみる。 i.共感(Empathize) ii.問題定義(Define) iii.創造的考察(Ideate) iv.プロトタイプ(Prototype) v.検証(Test) スタートの...