四都手帖 四都手帖 2017年03月【編集中】 2017年3月の私的な愉しみと記憶弥生の京都は桜を話題にする日々が多くなる。目眩く桜花の三月を味わいたいが、それは記憶の中だけにしかない。奈良のお水取りが終わる3月15日、京都でも清凉寺で御松明があり、やっと底冷えのする冬が終わった気がする... 2017.02.13 四都手帖
古都を旅する 京都の霊性 「霊性の京都学」最終回 鎌田東二「霊性の京都学90 最終回「京都の霊性」」『月刊京都 2017年3月号』いつかくるものと思っていましたが、とうとう最終回になりました。このところブログのネタにして来ましたが、7年半も鎌田東二先生に付き合って、月刊京都を買い続けてきた... 2017.02.12 古都を旅する
読書時間 『中村直勝著作集第7巻 歴史と人物』(1978) 中村直勝『中村直勝著作集第7巻 歴史と人物』淡交社、1978年月報から読む。「中村先生の人物論の背景」の時野谷 勝(大阪大学名誉教授)は京都大学での講義の思い出を書いていた。「例えば女房奉書などが発給される過程の制度的な解説だけでなく、差出... 2017.02.11 読書時間
読書時間 『進化しすぎた脳』(2007) 池谷裕二『進化しすぎた脳 中高生と語るの最前線』ブルーバックス、2007年、2016年第30刷巷に人工知能の本が溢れている。松尾豊『人工知能は人間を超えるか』(2015)を手にしてから半年が経ったけど、この分野の本が選べないでいる。そこで、... 2017.02.10 読書時間
古都を旅する 天龍寺 週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の村田沙耶香氏の2回目は「天龍寺」でした。曹源地も周りが雪景色です。金閣寺よりもおもろいなあ。雪が降ったら天龍寺や、金閣寺は外を歩くしかないのに対して、天龍寺は書院から眺められる。プラス1は「御髪(... 2017.02.09 古都を旅する
読書時間 『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』(2016)その2 ティナ・シーリグ、高遠裕子訳『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』CCC メディアハウス刊、2016年第2刷前回は時間切れのためどこかで続きを書くつもりだったが、かなり経ってしまった。スマホで表を作るものの、ココログの設定が分からずに... 2017.02.08 読書時間
断片記憶 春はspringか 平安朝の歌集の四季の部立は春から始まる。1年が立春より始まるからである。しかし、在原元方の有名な歌にあるように暦とずれることもあった。春は旧暦の暦月の正月から3月である。二十四節気では立春から立夏の前日までが春である。暦月の正月と節月の正月... 2017.02.07 断片記憶
シガモノ 『行 比叡山千日回峰』(1979) 『NHK特集 行 比叡山 千日回峰』酒井雄哉(哉は右上から下へのはらいがなし)師の最初の千日回峰行である。1979年1月5日の放送であった。放送は1978年10月30日の堂入5日目の水汲みの場面から始まる。酒井雄哉(哉は右上から下へのはらい... 2017.02.06 シガモノ視聴時間
ひととき 88「薄氷」千宗室 ひととき 2017年2月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「薄氷」というタイトルだった。手水鉢に張った薄氷の話を出し、「この町に生まれて六十回、私は未だに冬と折り合いをつけられないままでいる」と家元が吐露している。後半... 2017.02.05 ひととき
書籍目録 2017年01月購入図書 2017年01月購入図書睦月は、仕事で遅くなる日が多く、新刊本をチェックしていない。ブログは月水金にすることにしたので、本を読む時間が増えた。早起きして書いた方が脳内の整理ができているので、夜に書くより良い。さて、五来重の本は宗教民俗学とい... 2017.02.03 書籍目録
古都を旅する 二条城 週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の村田沙耶香氏の1回目は「二条城」でした。二条城は何時も人気があります。写真は雪の残る庭でした。春は枝垂れ櫻が綺麗ですが、二条城の枝垂れ櫻は開花が遅いようです。開花情報はしっかり入手してライトアップ... 2017.02.02 古都を旅する
書籍目録 2017年01月購入古書 2017年01月購入古書本当に必要な本はなかなか購入できない。【歴史】中村直勝『中村直勝著作集第7巻 歴史と人物』淡交社、1978年【知】上田篤『呪術がつくった国 日本』光文社、2002年ベンナール・フランク、仏蘭久淳子他訳『風流と鬼 平安... 2017.02.01 書籍目録