2023-12

断片記憶

今年もまた逝く

今年何をしたのか、何ができたのか、年の瀬はそういうことを考えさせる貴重な時間だ。普段から心掛けていれば年の瀬など関係ないのだろう。基礎がなければ何を重ねようとも積み上がらないことは確かである。だから、急がば回れでやっている。体力のあるうちに...
書籍目録

2023年12月購入図書(その11)

師走の最後のネット注文分が届いた。 (購入後記) ドイツ語に今更どんな用があるのだろうかと自問自答してみる。トマス・マンを語る辻邦生がちょっと顔を出しただけなのかもしれない。知りたいことは山ほどあるさ、ただ自分にはそんなに時間が残っていない...
古都を旅する

大神神社

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」読書家・小説家・短歌研修員の宮田愛萌さんの1回目は「大神神社」でした。私は最近あまり奈良へ足を運んでないのでした。大神神社(おおみわじんじや)の三ツ鳥居を見られて羨ましく思いました。お祓いを受けた...
書籍目録

2023年12月購入図書(その10)

師走も暮れなんとするのに、「異生羝羊心」の如く本を貪り求めてやまない。 (購入後記) 本屋の棚でそこだけなかったのでネット注文した。〈私〉を追求する過程で必要と判断したのである。 ジョン・エリス・マクタガート、永井均 訳・注解と論評『時間の...
断片記憶

辰年のお供え

辰年のお供えがかわい過ぎる。
書籍目録

2023年12月購入図書(その9)

師走も押し迫った。アンソロジーは一生ものだな。 (購入後記) 訳文、ギリシア語・ラテン語の原文、著者名、作品名、該当箇所、訳書の頁数で項目ごとにまとめてある。ギリシア語が読めるといいなあと思うようになる。しかし、それは望むべくもないこと。ラ...
書籍目録

2023年12月購入図書(その8)

師走最後の忘年会や研究会で読む暇はないのに買ってしまうのは何か気持ちが年末に向けて急いているのだろうか。 (購入後記) 中世は荘園がわからないと始まらない。荘園について網野善彦氏が書いていることを知りたくなった。清水克之氏の解説が丁寧である...
断片記憶

私家版という愉しみ

京都に行くことはもはや旅行という気がしていないが、交遊場面は当事者間でしかわからないため、私家版と称して書き留めている。それを読み返すのも年の瀬という感じがする。私家版というと自費出版の話と勘違いされそうであるが、公開しないブログのようなも...
古都を旅する

石清水八幡宮

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作曲家の平野一郎氏の4回目は「石清水八幡宮」でした。平野一郎氏は「やわた市民音楽祭」のために作曲した作品があり、今回は作品の縁の場所を巡る旅でした。石清水八幡宮は二度ほど行きましたが、気になる場所...
ひととき

171「ジャズ喫茶の時代」千宗室

2024年1月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「同窓会の年の暮れ」というタイトルでした。家元がジャズとの関わり合いを回想していました。ウェス・モンゴメリーから始まったのでした。 ジャズ喫茶があった頃は、名曲喫茶も街に...