2022-07

書籍目録

2022年07月書籍往来

文月の書籍往来は梅棹忠夫のエッセイに関係していた。京都の精神を中華思想であるとしている。文化の中心は京都である。角田文衞の本がどこかから出てきたので検索してみたが、ブログには載っていない。森有正のエッセイを思想にしている理由はなんだろう。テ...
読書時間

『イソクラテスの修辞学校 西洋的教養の源泉』(2020)

廣川洋一『イソクラテスの修辞学校 西洋的教養の源泉』講談社学術文庫、2020年、kindle版プラトンのアカデメイアより早くイソクラテスの学校がアテナイに開設された。しかし、一代で終わってしまったイソクラテスの学校については場所も定かでない...
古都を旅する

平安神宮

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」スポーツ解説者の千葉真子氏の3回目は「平安神宮」でした。水無月祓いの茅の輪が写ってましたから、その時期に取材されたのですね。蒼龍池の臥龍橋は一度だけトライしたことがありますが、円い沢飛び石を渡るの...
書籍目録

2022年07月購入図書(その6)

文月最後の購入図書(購入後記)木田元の『哲学以外』(みすず書房、1997年)を読んでいたら、山田風太郎の本が文庫本ベスト5の最初に紹介されていた。岡本綺堂の『半七捕物帳』の時代を20年ばかり遡った明治の初めの設定で、警視庁の鼻を明かす元江戸...
書籍目録

2022年07月購入古書(その3)

文月も後半戦、疲れやすくなった。(購入後記)丸山有彦氏のブログを読んでいて、木田元が出てきた。分厚い本だと始末に困るけど、まあ、読みたくなったので、ポチした。【思想】木田元『哲学以外』みすず書房、1997年
読書時間

『改訂版 美学・芸術学研究』(2019)

青山昌文『改訂版 美学・芸術学研究』放送大学教育振興会、2019年書誌情報本書は放送大学の「印刷教材」である。2013年に刊行された『美学・芸術学研究』に、必要最小限の改訂を加えた改訂版であるという。2019年の放送講義がラジオ講義になった...
断片記憶

寝る前に萬葉集

眠る前の読書は睡眠にはよくないのであるが、『萬葉集』を眠くなるまで読んでいる。しかし、ほとんど読めない。どうも以前に比べて読めなくなっているのは気になる。白文を読んで新訓で確認してみるのだが、確認時に脳が読めたことにしていたのかもしれない。
書籍目録

2022年07月購入図書(その5)

7月文月の本の購入記憶(購入後記)相方からradikoで放送大学が聴けると教わって偶然聴いたら、なかなか熱い話し振りだったので、テキストを入手することにした。デザインの話はいつも気になる。認知科学と言っても立場の違いがある。次いで買いである...
ひととき

154「素敵な夏の朝」千宗室

2022年8月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「素敵な夏の朝」というタイトルでした。家元が夏の朝、本法寺前のご自宅から下鴨の琵琶湖疏水の分流まで歩くのでした。府立植物園方面から下鴨中通へ向ったと書いてます。分流が暗渠...
古都を旅する

太陽が丘

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」スポーツ解説者の千葉真子氏の2回目は「太陽が丘」でした。宇治市にある京都府立山城総合運動公園のことです。千葉真子氏は宇治市の観光大使なのでした。プラス1は宇治市植物公園でした。隣の市と比べると財政...
書籍目録

2022年07月購入図書(その4)

文月の日常は、帰宅が遅くなる日が多くて、その分ストレスが溜まる。(購入後記)佐々木信綱校・訳、水垣久編『万葉集 現代語訳付』(やまとうたeブックス第1版、2018年)がkindle unlimitedだったので、それでもよかったが、岩波文庫...
書籍目録

2022年07月購入古書(その2)

文月も梅雨のような天気になったのは、ラニーニャの影響で太平洋高気圧の張り出しが弱く、日本列島が気圧の谷になってしまったからだ。(購入後記)角田文衞の『王朝の残映』(1992)を読んでいたら、風巻景次郎の本のことが書いてあり、名前は知っていた...
読書時間

『王朝の残映』(1992)

角田文衞『王朝の残映 平安時代史の研究 第三冊』東京堂出版、1992年多分、三省堂で買ったと思う。京都から持ってきたとは思えない。本文503ページと重い本である。「新古今的なもの」を読んでいたら、風巻景次郎の『新古今時代』(人文書院、193...
読書時間

『京都の精神』(2005)

梅棹忠夫『京都の精神』角川ソフィア文庫、2005年書誌情報本書のタイトルは京都新聞創刊百周年記念シンポジウム「謎の古代 京・近江ーー京滋文化の源流を探る」の記録 第三回「京滋文化の創造と伝統」シンポジウム 1980年1月26日 於京都産業会...
書籍目録

2022年07月購入図書(その3)

文月も後半戦となった。(購入後記)納富信留氏の『ソクラテスの弁明』(光文社古典新訳文庫、2013年、kindle unlimited)の解説を読んでいて、「無知の知」という標語の誤りであることを述べた参照先が『哲学者の誕生ーーソクラテスをめ...