文月も梅雨のような天気になったのは、ラニーニャの影響で太平洋高気圧の張り出しが弱く、日本列島が気圧の谷になってしまったからだ。
（購入後記）
角田文衞の『王朝の残映』（1992）を読んでいたら、風巻景次郎の本のことが書いてあり、名前は知っていたが、読んだことのない人の論の立て方を知りたくなった。最初の著書は人文書院から1936年に出ているが、これは手に入らなかったので、戦後の復刊本を買うことにした。和歌の伝統は中世にある。『中世の文学伝統』（1942）を読むのはそれからである。
【文学】
風巻景次郎『新古今時代』塙書房、1955年、1961年第二版
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