川北省吾『新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか」講談社現代新書、2025年、2026年第4刷
(書誌情報)
「本書は、共同通信社が2022年3月から25年4月にかけて配信し、加盟新聞社25紙に掲載された大型国際インタビュー「レコンキスタの時代」(隔週連載、計80回)を全面改訂し、書籍用に書き下ろしたものである。現在、継続企画として手掛けている「レコンキスタ2.0〜
トランプのアメリカ」の要素も一部取り込んだ」(p.320)とあとがきにある。
参考文献・注釈一覧が3頁にわたっている。
川北省吾氏は共同通信社のジャーナリストである。「レコンキスタ(失地回復)」という視点で大国の情勢を見る時、ローラン・ヴァルルゼの言葉が重くのしかかる。「日本のような、周りを必ずしも友好国に囲まれていない、経済を一次産品の輸入に依存しているような国」(p.v『戦後ヨーロッパはいかに構築されたか』(中公選書、2026年)が、衰退期の中でどう対処していくのか。川北省吾氏は19世紀へ向かうとしたが、戦国時代の城取を私はイメージしていた。

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