2016-04

書籍目録

2016年04月購入古書

2016年04月購入古書世阿弥を読もうとしたら、手元になかったのでAmazonでポチした。外部倉庫へ本を預ける意味がどんどん薄れている。図書館で借りてくれば済む本は買わなくてもよいのだが、500円だとつい買ってしまう。500円では文庫本も買...
読書時間

『「大正」を読み直す』(2016)

子安宣邦『「大正」を読み直す 〔幸徳・大杉・河上・津田、そして和辻・大川〕』藤原書店、2016年1.大衆社会は大正に成立した。子安宣邦氏は、大正に大衆社会の成立をみている。松下圭一は大衆社会の成立を第二次大戦後とする。すでに大衆社会の成立の...
古都を旅する

大野寺

週刊新潮の「とっておき私の奈良」作家の澤田瞳子氏の4回目は「大野寺」だった。磨崖仏で有名だ。笠置寺の磨崖仏がお手本であったとは初めて知った。バスの便が少ないので、室生寺の帰り道に寄りたい。室生口大野駅まで5分。プラス1は「海(かい)神社」だ...
断片記憶

金閣寺方丈杉戸絵

金閣寺方丈杉戸絵は石踊達哉氏と森田りえ子氏の作である。金閣寺で見てから、時間が経った。承天閣美術館で森田りえ子氏の展覧会がある。石踊達哉氏の展覧会を日本橋三越で見たが、杉戸絵は見るところができなかった。森田りえ子氏の杉戸絵が見られるのは楽し...
断片記憶

読み終わった本

読んだ本を処分するのは難しい。記憶はあてにならない。原典がどうしても必要になることがある。資料として引用したくなるときに限って本が見つからないことが多い。しかし、利用できる状態にしておかなかったことが問題だった。読書のプロセスは読んで終わり...
断片記憶

読んでいない本

どうしても処分しなければならないとしたら、読んでない本から手を付けるべきだと中村武生先生はつぶやいた。読んでない本の整理を考えてみた。①すぐ読みたい本か②読んだ方が良いと思っている本か③いつか読むかもしれない本か②と③は処分読みたくて買った...
断片記憶

素振り1,000回ということ

宮本武蔵は『五輪書』で、「鍛錬」という言葉をつかった。「千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす」といった。米長邦雄永世棋聖は3,000時間がその分野の基礎をつくるために必要な勉強時間だといった。将棋のプロになるためには1万時間は...
読書時間

『学びとは何か』続き

今井むつみ『学びとは何かーー〈探求人〉になるために』岩波新書、2016年第4章 学びを極める「熟達するということはその分野の知識のシステムをつくりあげていくことだ」(P96)。著者は初心者と熟達者の違いをみながら、熟達者の持つ認知的な特徴に...
古都を旅する

室生寺

週刊新潮の「とっておき私の奈良」作家の澤田瞳子氏の3回目は「室生寺」だった。おおっと飛びましたね。転害門から宇陀ですか。五重塔をバックに土産店で買った横笛を吹く澤田氏は結構様になっている。どんな音色だったのか?プラス1は「安能寺」だった。空...
読書時間

スキーマの役割

今井むつみ『学びとは何かーー〈探求人〉になるために』岩波新書、2016年第3章 乗り越えなければならない壁ここでは、知識システムを創る過程で、誤ったスキーマを克服することがテーマとなっている。スキーマについて説明は、第1章にあった。「私たち...