2019-02

書籍目録

2019年2月購入図書

2019年2月購入図書 日々の暮らしはほとんど変わらないけど、本を手にする時間が減っていくのは哀しい。如月は日数も休みも少ないので本は読み切れない。積読はしない方針にしたので、並行読書になる。 労働生産性を考えるとき、阻害要因について考えざ...
書籍目録

2019年2月購入古書

2019年2月購入古書 如月も末の二日、神保町を歩いていた。時間が空くとこの町を歩きたくなる。 (購入後記) 清水好子の『源氏の女君』は1959年に三一書房から出した本に「横川の僧都」を加えたもの。 文學界2017年8月号の稲垣足穂、澁澤龍...
書籍目録

2019年2月書籍往来

2019年2月書籍往来 漆がjapanだということは知っていたが、コラムを読んで愕然とした。 「ヨーロッパでは高価な日本の漆器はなかなか購入できず、ラックカイガラムシの分泌物やサンダラック(ヒノキ科の針葉樹)の樹液を用いた模造品が早い段階か...
断片記憶

ドナルド・キーン氏逝く

ドナルド・キーン氏が2019年2月24日に亡くなられた。1922年の生まれで96歳だったという。氏の残してくれた本をどう読んでいったらよいのか。今はまだ何も分からない。ご冥福をお祈りするばかりである。
散歩時間

たまには割烹で飲むこともある

夕方から風が冷たくなった。 朝からのシンポジウムを聴いて疲れたところで、割烹峰屋へ寄ってみた。器を愛でる時間である。 五凜生酒(青森県)に合わせた盛合せである。五凛は五輪に通じる。この器は和食というより、イタリアンのイメージがする。
ひととき

奈良その奥から五「土を拝む」

奈良その奥から五「土を拝む」 岡本彰夫 『ひととき』2019年3月号 春日大社の元権宮司の岡本彰夫氏が「土を拝む」について『ひととき』2019年3月号に書いていました。春日祭では神前より撤下された社醸の「一夜酒(ひとよざけ)」の最初に一献を...
ひととき

113「トンビが舞う空」千宗室

ひととき 2019年2月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「トンビが舞う空」というタイトルでした。家元が「出雲路橋から糺の森を横切ると出町柳の電線にトンビがぎっしりと止まっていることがある」そうです。トンビが目につくだ...
読書時間

『沖縄の聖地 御嶽』(2019)その2

岡谷公二『沖縄の聖地 御嶽 神社の起源を問う』平凡社新書、2019年 専門委員会が午前中からあったり、月例会が仕事の始まる前にあったりして、通勤電車で読めなかったので、少し開いてしまった。記憶を辿れないので、また読み返す。 第2章 御嶽遍歴...
読書時間

『京都思想逍遥』(2019)

小倉紀蔵『京都思想逍遥』ちくま新書、2019年 著者が京都大学の授業で「悲哀する京都」をテーマとした文献を読みながら、学生を連れて逍遥したという(謝辞 P293)。 著者は「京都」を「悲哀するひとびとの記憶の集積したまち」(P022)という...
読書時間

『沖縄の聖地 御嶽』(2019)

岡谷公二『沖縄の聖地 御嶽 神社の起源を問う』平凡社新書、2019年 このシリーズも4作目となった。 神社を起源を訪ねる旅として読んできたので、御嶽(うたき)の起源を沖縄、済州島、慶州への旅として楽しむことにしよう。 第1章 御嶽とは 第2...