井上寛司『神道の虚像と実像』講談社現代新書、2011年、2018年第4刷
第1章 「神社」の誕生ーー古代律令制国家の模索
第2章 「隔離」にもとづく「習合」ーー「神道」の成立
第3章 近代国家と民衆ーー「神道」論の新たな展開
第4章 宗教と非宗教のあいだーー「国家神道」をめぐって
第5章 戦後日本と「神道」ーー民族の「自画像」
神社に関する定説を批判するところから始まる。
「いちばん検討しなければならないのは、「神社」という呼称・用語そのものが、律令制成立過程のなかで新たに生まれたものであって、それ以前にはさかのぼらないということである[西田長男 1978]」(P24)。
注)西田長男『日本神道史研究 第8巻 神社編上』(講談社、1978年)
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