書籍目録 2016年01月購入図書 2016年01月購入図書今月は頭痛のため本の読めない日々があったので、本をあまり買わずに終わってしまった。新刊を読むことは本を受動的に選ぶことなのだろう。本屋の新刊本コーナーで目に付いた本を手に取ることは積極的な選択とはいえない。テーマから... 2016.01.31 書籍目録
書籍目録 2016年01月購入古書 2016年01月購入古書神田の古書店への足が遠のいている。Amazonで目的の本を楽して買っているので余計な本は増えない。やはり歩いて回れば本の2冊や3冊は買うものである。【思想】穂積重遠『新訳論語』講談社学術文庫、1981年、1987年第... 2016.01.30 書籍目録
古都を旅する 橘寺 週刊新潮の「とっておき私の奈良」直木賞作家の葉室麟氏の3回目は「橘寺」だった。橘寺は聖徳太子生誕の地とされている。葉室氏は『橘花抄』という小説も書いている。橘がお気に入りである。橘は文化勲章の五弁の章の図案でもある。私は橘の図案だと祇園の大... 2016.01.29 古都を旅する
断片記憶 『模倣の経営学』(2015) 井上達彦『模倣の経営学』日経ビジネス人文庫、2015年ビジネスシステムイニシアティブの月例会で井上達彦教授がファシリテーションしたのに参加して、本を買うことにした。本来は事前に買うのであるが、今月は体調がイマイチなので、書店には3回しか行っ... 2016.01.28 断片記憶
断片記憶 『貞慶『愚迷発心集』を読む』(2004) 多川俊映『貞慶『愚迷発心集』を読む』春秋社、2004年、2012年第2刷解脱上人貞慶(1155〜1213)の『愚迷発心集(ぐめいほっしんしゅう)』を手にしたのは、『はじめての唯識』(2001)が分かりやすかったせいもあった。本書は第1部が解... 2016.01.27 断片記憶
断片記憶 読書が読書を変える 乃至正彦『戦国の陣形』講談社現代新書、2016年本書を読んで思ったことは、「防人とは何か」と問うたときに、自分の知識の欠落を補いたいということだった。万葉集を読むとき防人の歌は何となく避けてきていた。歴史の教科書もろくに読まなかった私の防人... 2016.01.26 断片記憶
読書時間 『戦国の陣形』(2016) 乃至正彦『戦国の陣形』講談社現代新書、2016年2016年の本を手に入れる。新刊を読むことが多いとしたら、エンターテイメントに偏っているのだろう。著者の乃至正彦氏(ないしまさひこ)は陣形につて論じる。「陣」は陳列の「陳」の俗字である。白川静... 2016.01.25 読書時間
古都を旅する 大安寺 週刊新潮の「とっておき私の奈良」直木賞作家の葉室麟氏の2回目は「大安寺(だいあんじ)」だった。大安寺の起源は聖徳太子の創建した熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)に始まるという。プラス1は「額安寺(かくあんじ)」だった。熊凝精舎のに跡地に創建され... 2016.01.23 古都を旅する
古都を旅する 法華寺 週刊新潮の「とっておき私の奈良」直木賞作家の葉室麟氏の1回目は「法華寺」だった。柱にもたれて庭を眺めている写真は何やら思案顔のようだ。小説の構想を練っているのだろうか。十一面観世音菩薩(国宝)の開扉される春と秋に合わせて行きたい。春は花もあ... 2016.01.17 古都を旅する
断片記憶 RIP David Bowie David Bowie died.ニュースを聴いて、聴きたくなった。しかし、周りにはCDが見当たらない。そうなのだ。和室にはDavid Bowieがいなくなっていた。David Bowie was gone.お気に入りだったZiggy St... 2016.01.13 断片記憶
読書時間 『ある法学者の軌跡』(1978) 川島武宜『ある法学者の軌跡』有斐閣、1978年、1984年第10刷川島武宜(たけよし)が有斐閣の新川正美を聞き手にして話した録音をもとに加筆したもので、平易な文章である。しかも、索引もあり、読み返しやすい。この本は丸山有彦氏のブログ「myコ... 2016.01.12 読書時間
読書時間 『築地』(2007) テオドル・ベスター、和波雅子・福岡伸一訳『築地』木楽舎、2007年本棚の奥にあった。2016年11月に場内が豊洲へ移転する。今年は築地魚市場の歴史が大きく変わる年だ。まさか、買ってあったとは、といつも自分に呆れている。9年も放っておいたのか... 2016.01.11 読書時間
読書時間 『京都ぎらい』(2015) 井上章一『京都ぎらい』朝日新書、2015年第6刷井上章一氏は嵯峨で育ったという。京都のひとではないと言われたらしい。京都のひとにとって京都は市街をイメージする。十三参りで法観寺の虚空蔵菩薩さんに知恵を授けられた京都のひとは渡月橋を渡り終える... 2016.01.09 読書時間
古都を旅する 法隆寺 週刊新潮の「とっておき私の奈良」華道家の笹岡隆甫氏の4回目は「法隆寺」だった。暮れをまたいで久し振りに雑誌をめくる。法隆寺の北側に水を湛える天満池の堤に佇み、金堂や五重塔を背にして何やら思案顔な家元だ。「法隆寺の西院伽藍を上空から見ると、回... 2016.01.08 古都を旅する
読書時間 『増補 検非違使 中世のけがれと権力』(2008) 丹生谷哲一『増補 検非違使 中世のけがれと権力』平凡社ライブラリー、2008年平凡社選書『検非違使』(1986年)に「賀茂祭と検非違使の位置」を加えたもの。今さら、検非違使や非人を読もうとは思っていなかったが、賀茂祭を論じた論文にある殺し文... 2016.01.07 読書時間