2022-04

読書時間

『チョコレートの世界史』(2010)

武田尚子『チョコレートの世界史 近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石』中公新書、2010年、2020年11版川北稔氏の『砂糖の世界史』(岩波ジュニア新書、1996年)は砂糖を通して世界システムを論じていた。こうした観点では、角山栄氏の『茶の...
古都を旅する

法然院

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」独立研究者の森田真生氏の3回目は「法然院」でした。貫主(かんす)の梶田真章さんと池を背にして写真に収まってます。プラス1は法然院森のセンター(共生き堂)でした。法然院は、特別公開の時しか中に入れま...
書籍目録

2022年04月購入古書(その2)

4月卯月の本は新刊でなくてもよかった。(購入後記)kindle版もあったが、現物の本があれば、それでよかった。ディスプレイ効果を狙うことにした。「信頼」が個人の問題であるのに対し「心理的安全性」は組織の問題である。企業文化を考える上では必須...
書籍目録

2022年04月書籍往来

4月卯月は足速に通り過ぎていった。あてどない読書をしながらも、仕事との兼ね合いで、色々と諦めざるを得なかったことを思い出す。【IT】B.W.カーニハン、D.M.リッチー、石田晴久訳『プログラミング言語C』共立出版、1981年、1984年45...
書籍目録

2022年04年購入図書(その6)

4月卯月の終盤戦である。(購入後記)斎藤慶典氏はラインナップに入った。多川俊映氏のNHKラジオ宗教の時間のテキストを買う。第2日曜日の8時半からの放送であるが、聴き逃しで聴くことが多い。時間を拘束されないのがよい。歴史は歴史総合の観点で、読...
断片記憶

思想史講座の行方

子安宣邦氏の思想史講座も今年が最後かもしれない。2022年「思想史講座」は、ホームページによると次のタイトルになっていた。『神(かみ)と霊魂(たま)』ー宣長と篤胤の国学思想子安宣邦氏によると全5章となっていた。第1章 1「神」とは何か 神は...
読書時間

『考えるヒト』(2015)

養老孟司『考えるヒト』ちくま文庫、2015年、2021年第2刷通勤時間に読んできたが、本書は、『唯脳論』(1989年)の解説に近いものであるという(p.211)。脳と意識がテーマとなっていた。第1章 脳は何をしているのか第2章 脳と心の関係...
ひととき

151「おキツネさん」千宗室

2022年5月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「おキツネさん」というタイトルでした。家元の散歩の話です。珍しく、北大路から衣棚通を上って、北山通を越えたのでした。衣棚通は加茂街道に突き当たり、上賀茂橋を渡れば上賀茂神...
古都を旅する

大文字火床

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」独立研究者の森田真生氏の2回目は「大文字火床」でした。火床には何回か行ったことがあります。銀閣寺の北側の八神社から大文字川に沿って登るのが一般的です。霊鑑寺裏に降りてきたことがありました。法然院か...
書籍目録

2022年04月購入図書(その5)

4月卯月の日々を送る。(購入後記)小川幸司・成田龍一編『シリーズ歴史総合を学ぶ①世界史の考え方』(岩波新書、2022年)を読んで、歴史好きではあるが、より図象に興味をもつという私の傾向が見えてきた。単なる、政治、経済史には興味をもっていなか...