2022-04

読書時間

『大政所と北政所』(2022)

河内将芳『大政所と北政所ーー関白の母や妻の称号はなぜ二人の代名詞になったか』戎光祥選書ソレイユ、2022年 書誌情報 詳細な目次、参考文献、関連年表があり、索引はない。選書という一般書である。 豊臣秀吉と母と正妻に焦点を当てた論考である。副...
書籍目録

2022年04購入図書(その4)

4月卯月は花見で知人と酒を飲んで意見交換したことがヒントになって本が色々と欲しくなって危ない。地道な断捨離を繰り返しているので、野放図な購入はストレスになりかねない。 (購入後記) MYコンテンツ工房で丸山有彦氏か本書を扱っていた。ITシス...
四都手帖

二都物語

大船軒のしらす弁当(1,080円)にする。いつもの弁当でなく、なぜか春らしいものにした。 昨夜はフランチェスカ・トリヴェッラート、玉木俊明訳『世界を作った貿易商人 地中海経済と交易ディアスポラ』(ちくま学芸文庫、2022年)の第1章を読んで...
読書時間

『シリーズ歴史総合を学ぶ①世界史の考え方』(2022)

小川幸司・成田龍一編『シリーズ歴史総合を学ぶ①世界史の考え方』岩波新書、2022年 歴史とは何かということを考えると、「「歴史叙述」がどのような営みによって提供されるのか」(ii)という問いに行き着く。 成田龍一氏があとがきに書いていた。 ...
読書時間

『解剖学教室へようこそ』(2005)

養老孟司『解剖学教室へようこそ』ちくま文庫、2005年、2021年第17刷 養老孟司の話は解剖から始まって、心とからだに及んで終わりとなる。趣旨は一貫しているように感じた。 南直哉氏が解説を書いていた。四字熟語が出てくる。 養老孟司氏は「事...
古都を旅する

京都府立植物園

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」独立研究者の森田真生氏の1回目は「京都府立植物園」でした。北山に引っ越して植物園が身近になったといいます。バックヤードを見学しています。まだ、この24万平米の敷地内をすべて歩いたわけではありません...
書籍目録

2022年04月購入図書(その3)

4月卯月は天気による。 (購入後記) 去年の秋に出た本について今頃気がついた。辻井重男先生の自伝のようであると言ってよいのではないか。加藤尚武編辻井重男語録から始まり、最後に資料が2010年から2021年まで11本あるので、最新のエッセイも...
読書時間

『モンテーニュ入門講義』(2022)

山上浩嗣『モンテーニュ入門講義』ちくま学芸文庫、2022年 書誌情報 ちくま学芸文庫の北村善洋編集長が出版を勧めたとある(p.444)。ちくま学芸文庫オリジナル本ということ。注、モンテーニュ入門のための文献案内があるが、索引はない。 谷沢永...
書籍目録

2022年04月購入図書(その2)

4月卯月は桜の散った風景となっていた。 (購入後記) 丸善日本橋店で蔵書票を覗くが、欲しいものはなかった。 ベン・ホロウィッツの本は、企業文化を考える上で参考にする。 池田晶子の本は、哲学史を読む今の私の気分で選んだ。解説が斎藤慶典氏である...
散歩時間

雪霞の巴里

宝塚花組の「雪霞(ゆきがすみ)の巴里」を東京建物 Brillia Hall(豊島区立芸術文化劇場)で観ました。 指田珠子氏が作・演出する2幕もののFantasmagorieでした。主演は永久輝さん(トクターヴ)、星空美咲(アンブル、オクター...