2018-08

書籍目録

2018年08月購入図書

2018年08月購入図書 8月の最初の京都で燃え尽きたかもしれない。 (購入後記) 稲葉継陽『細川忠利』(吉川弘文館、2018年)をふたば書房京都八条口店で買う。『近世日本社会成立史』(校倉書房、2009年)を書いた稲葉継陽氏の本を読みたい...
書籍目録

2018年08月購入古書

2018年08月購入古書 花火が終わった後は、本はしばらく買わなくてもすむはずと思っていたが、どこかの箱に入っているやつより、本屋の棚にあった方が探しやすいので、買って読むことになった。 若者が漠然とした不安を感じて酒を飲んで紛らわそうとし...
読書時間

『書くー言葉・文字・書』(2009)

石川九楊『書く ー言葉・文字・書』中公新書、2009年 本は出会いである。先日、種智院大学の公開講座で梵字で金剛界の中台八葉院の仏の字を書くという経験をした。仏の梵字は必ず命点(みょうてん)を打ってから書き始めるというのだ。書も点画を打って...
断片記憶

溜め込み症

ホーディング障害 物を溜め込むホーディング障害(Hoarding disorder)は、書籍にも当てはまるのだろうか。世の例をみると、靴だのレコードだの果てはゴミ屋敷だ。本の溜め込み症は正常な人との区別がつけにくいと考えるが、若者には区別が...
読書時間

『戦国大名と分国法』(2018)その2

清水克行『戦国大名と分国法』岩波新書、2018年 第3章 六角承禎・義治と「六角氏式目」 六角氏式目は当主が家臣に作らせたものを承認したという。それぞれが起請文を作成しているという異例なものだ。大名が家臣団をしばるのではなく、大名の恣意的な...
断片記憶

今日読む本(その4)

好奇心はコントロールできるのか? 趣味と仕事の本を考察した。どうやら本はそれ以外にあるのだ。所謂人文系である。これはこの短い時間では答えがでないと思う。片付いたと言えるか分からないというのが正直なところだ。小説は段々と読まなくなった。歴史、...
ひととき

107「鬼もあきれる」千宗室

ひととき 2018年9月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「鬼もあきれる」というタイトルでした。以前ならニ八は鬼門といいました。2月と8月は観光客も京都盆地の寒さと暑さとに恐れをなしていました。 しかし、今は暑さに強く...
断片記憶

今日読む本(その3)

仕事の本は捨てられるか? 趣味の本についての考察をしたので、仕事の本についての考察を加えようと思う。この場合、仕事とは過去・現在・未来にわたるものであることに留意したい。人生は学校を出たあとは仕事をして過ごすことになる。職を転々とすることな...
古都を旅する

旧奈良監獄

週刊新潮の「とっておき私の奈良」ジャズピアニストの山下洋輔氏の1回目は「旧奈良監獄」でした。山下洋輔氏の祖父が設計に携わったそうです。その旧奈良監獄を保存するために山下洋輔氏は周到な運動を展開したそうです。そうでもしなければ残らない。 プラ...
読書時間

『戦国大名と分国法』(2018)

清水克行『戦国大名と分国法』岩波新書、2018年 ポスト戦国時代の「統治のあり方」に感動したのに、また、戦国時代へ戻っている。 桜井英治氏と共著の『戦国法の読み方ー伊達稙宗と塵芥集の世界』(高志書院、2014年)は3日間の対談集だった。清水...