2019-03

書籍目録

2019年3月購入図書

2019年3月購入図書弥生も末のと書いてきて、すでに書いていたことを思い出した。1Qの読書生活は、年々の体力の衰えにより寂しくなった。本の選択も50代とは違う。今の自分に合った本を読む。その時間を確保するために、自分の時間を奪われないように...
書籍目録

2019年3月購入古書

2019年3月購入古書弥生も最初の五日、神保町を歩いていた。時間が空くとこの町を歩きたくなる。(購入後記)どうも課題図書というものに弱い。子安先生が面白そうに勧めるから、ついポチしてしまう。中野好夫の文章力はとてつもない。研究会から帰ってき...
読書時間

『翻訳仏文法 上下』(2003)

鷲見洋一『翻訳仏文法 上下』ちくま学芸文庫、2003年上巻は鷲見洋一(すみよういち)氏が1980年から『翻訳の世界』に連載したものを元に1985年にバベル出版から出したものを、21世紀になってちくま学芸文庫にした。なお、下巻は1987年に同...
書籍目録

書籍往来2019年3月

書籍往来2019年3月原文と翻訳を対照しても、それだけでは理解することは難しい。何故、そう訳したのか、理解するためには、マニュアルがあると良い。安西徹雄『英文翻訳術』(ちくま学芸文庫、1995年)を読んだら、『翻訳仏文法』も読みたくなる。【...
読書時間

『考える英文法』(2019)

吉川美夫『考える英文法』ちくま学芸文庫、2019年このところ英語の参考書を読んでいる。高校の時のGrammarの教科書がしょぼかった記憶があり、英文法は苦手だった。予備校の先生に習ったとき、英語の力は今がピークだと言われた。構文解析力はその...
読書時間

『落日の豊臣政権』(2016)その5

河内将芳『落日の豊臣政権秀吉の憂鬱、不穏な京都』吉川弘文館、2016年エピローグを読みながら、この本を振り返っている。文禄年間という「桃山の京都」の絢爛豪華なイメージの裏側を追っていくと、豊臣政権の行き詰まりが見えてきた。秀吉の心操の良さと...
読書時間

『落日の豊臣政権』(2016)その4

河内将芳『落日の豊臣政権秀吉の憂鬱、不穏な京都』吉川弘文館、2016年天変地異と政権の動揺恠異三条河原の処刑が語られる。秀次事件で秀次一族が処刑されたのである。瑞泉寺に伺った時に、秀次一族の塚を見たが、語られる物語に悲しくなった記憶がある。...
ひととき

奈良その奥から六「岳のぼり」

岡本彰夫『ひととき』2019年4月号春日大社の元権宮司の岡本彰夫氏が「岳のぼり」について『ひととき』2019年4月号に書いていました。岡本彰夫氏の故郷では、「岳(だけ)のぼり」といって毎年四月に各在所で定められた霊山・霊地に登拝し、各家で遊...
ひととき

114「風の面持ち」千宗室

ひととき 2019年4月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「風の面持ち」というタイトルでした。家元が賀茂街道に出る前の小道と思われるところで感じた風について書いていました。路地を入り込んだ人気の無い庭を「眺めているうち...
読書時間

『漢字の字形』(2019)

落合淳思『漢字の字形甲骨文字から篆書、楷書へ』中公新書、2019年本屋に目的の本がなかったが並んでいたので買ってきた。落合淳思氏の本は私の中で信用度が高いので、無鑑査というわけである。本書の意図はあとがきに書いてあるので引用する。「字形表を...