2018-10

書籍目録

2018年10月購入図書

2018年10月購入図書10月27日から読書週間が始まる。(購入後記)この手の言葉に惹かれて彷徨う読書人の一人として、いつだってより良い方法を模索しているのだ。しかし、自分に合わない方法は長続きしない。私の場合、飽き易い性格のため、何事も成...
書籍目録

2018年10月購入古書

2018年10月購入古書神無月の頃、神田の古書店街で神田古本まつりが開かれる。毎年見に行くが、買う量が減っているのは、研究所のキャパを考えてのことだ。7月に買った『徂徠集』が探せない。花火のドサクサで箱の中に隠れてしまった。外部倉庫から引き...
読書時間

『論より証拠』(1985)

谷沢永一『論より証拠』潮出版社、1985年第2刷神田古書まつりといえば、いつも気がつくのが当日だったりして欲しい本が思い出せずに、手ぶらでは帰れないため谷沢永一の本を探している自分に気がつくことが多い。しかし、この頃の本は谷沢永一が鬱で苦し...
書籍目録

神田古書まつり2018

神田古書まつり 2018年10月26日(金)〜11月4日(日)また、例によって神田古書まつりに行く。金曜日から始まっていた。欲しい本はあるが、見つかるがどうかは分からない。欲しい本はAmazonで買えば良いので、論語塾が終わってから、懇親会...
読書時間

『山月記・李陵 他九篇』(1994)

中島敦「文字禍」『山月記・李陵 他九篇』岩波文庫、1994年、2013年第29刷中島敦の「文字禍」という掌篇の寓話を読む。寓話であるからには何か背景があるに違いない。氷上英廣氏の解説には、「「名人伝」や「文字禍」などの寓話物も、その背景に哲...
古都を旅する

酬恩庵

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」美術家の横尾忠則氏の2回目は「酬恩庵」でした。横尾忠則氏は酬恩庵に伝わる一休宗純の頂相を「昔、瀬戸内寂聴さんの『幻花』の挿絵で登場人物の一休禅師を描いたとき、参考に」したそうです。一休宗純が大徳寺...
読書時間

『経験と思想』(1977)その2

森有正『経験と思想』岩波書店、1977年前回は思い出を書いて終わってしまった。今回から内容に入ろうと思う。『経験と思想』は岩波書店の『思想』に掲載された。森有正によれば第Ⅰ部である。その後は、第Ⅱ部は「『実存』と『社会』」と題することにする...
読書時間

『経験と思想』(1977)

森有正『経験と思想』岩波書店、1977年辻邦生の解題を読むと当時のことが蘇ってくるようだ。森有正が1976年にパリで死去したため、『経験と思想』は第Ⅰ部で終わってしまった。著者の死とともに本は読まなくなった。その後、全集やエッセイ集成が出た...
書籍目録

2018年10月書籍往来

事務所に行って床に平積みになっていた森有正と辻邦生の本を手にとって、半端でなく、よく買ったものだと思った。もうすっかり忘れてしまった本が私の選んだ本だったというのを知るのは不思議な気分になる。今回は、『方法序説』を巡るデカルトからの繋がりで...
ひととき

109「タダシ君と焼きめし」千宗室

ひととき 2018年11月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「タダシ君と焼きめし」というタイトルでした。タダシ君は2度目の登場になります。やっちゃいましたね。イタリアンでくさやの焼きめしを食べる会とは、家元はくさや好き...