2014-07

読書時間

友人の背中を見よ

福島師は友人の背中を見よといった。 「友人の背中を見るゆとりは、自分の足元を見ることにつながるのです。」 「同期生として、ともに頑張って来た友人の背中が、しおれていおるように見えたら、自分の背中のことも考えてみるんです。 居丈高に、傲慢に見...
読書時間

採用基準の究極

山口孝夫著『宇宙飛行士の採用基準』(角川ONEテーマ21、2014)を読む。花火大会へ来た元の部下が置いていった本だ。彼氏が書いた本の方は買わせていただくとしょう。 JAXAが宇宙飛行士候補者をどのように選抜するかは興味深い話だ。超弩級の人...
ひととき

58 「立秋から処暑へ」千宗室

ひととき 2014年08月号の千宗室氏の京都の路地まわり道は「立秋から処暑へ」でした。二十四節気が定められたときから現在は時差が生じてしまった。立秋は「秋に向けての心構えをする時期が来たとの回覧板」であり、処暑は「今年の夏もそのほとんどが通...
読書時間

谷沢永一の『雉も鳴かずば』(2005)を読む

谷沢永一氏の『雉も鳴かずば』(五月書房、2005年)を読む。後記に昭和59年とあるので、新潮社版の再発行に当たるのだろう。 タイトルの意図は推して知るべしだが、「沈黙している目利きでウルサ型の読者群にのみ、語りかけようと無力ながらも努めた」...