2014-10

散歩時間

神保町へ

夕方、福田千鶴氏の出張講義の前の時間で古書まつりの提灯に惹きつけられた。上田正昭『日本古代国家論究』塙書房、1968年、みはる書房水田紀久、有坂隆道『日本思想大系 富永仲基 山片蟠桃』岩波書店、1973年、1974年第2刷、虎十書林鎌田茂雄...
断片記憶

機械振興会館から

昨夜のSAAJの月例研究会は、2014年10月第196回月例研究会講師:経済産業省CIO補佐官 平本健二氏テーマ:「オープンデータを中心にIT政策の動向全般」事例を中心に楽しい時間だったが、ビジネスにつながるオープンデータの話は聞けなかった...
散歩時間

神田古書まつり2014

神田古書まつりは2014年10月25日〜11月3日HOLLYさんでモーニングしてそのまま神保町へ行く。神田古書まつりは岩波のそばを回ってすぐに予定数終了した。ほとんど見ていない。単行本上山春平編著『國家と價値』京都大學人文科學研究所、198...
読書時間

『豊臣秀頼』(2014)

福田千鶴『豊臣秀頼』(吉川弘文館、2014年)豊臣秀頼のことを読むのは初めてだったが、久し振りに読み通せる本だった。本書の課題を著者は以下に設定した。しかし、史料の少ない中で徳川氏中心史観から自由になるということは並大抵ではないと考える。「...
読書時間

『戦国大名の「外交」』(2013)

丸島和洋『戦国大名の「外交」』講談社選書メチエ、2013年本はいわゆる新書、選書、学術書の順で難しくなる。難しくなるのは、お約束ごとが増えるからであるが(いちいち説明してられないので、専門用語に頼ることになる。)、この本は、お約束ごとを出来...
読書時間

『考える技術・書く技術』(1973)

板坂元『考える技術・書く技術』(講談社現代新書、1973年)が懐かしく手に取ってみたら、2013年で第71刷となっていた。40年以上前に書かれた新書が版を重ねているのはすごいことだ。もうすっかり忘れてしまったので新鮮だった(笑)。老化と刺激...
旅の時間

古町あたり

古町通から横にそれ、ふと見上げたら、30丈のお大師様が現れた。真言宗新潟山弘願寺の大師像人情横丁は日曜日でしまっている店が多い。人情横丁は本町中央商店街共同組合だ。bar Baccoで手打ちパスタを食べる。テーブル3の小さな店だった。日曜日...
旅の時間

たまには新潟

久々に上越新幹線で新潟にやって来た。早く着いたので散歩しながら会場へ向かうことにする。バスで行くなら万代口から本町で降りて1分とある。一般社団法人経営情報学会2014年秋季全国研究発表大会が新潟国際情報大学の新潟中央キャンパスで10月25日...
ひととき

61「竹藪から」千宗室

ひととき 2014年11月号の千宗室さんの京都の路地まわり道は「竹藪から」だった。敷地の西側にある竹藪に、子供の頃に繰り返し夢に見た竹藪の先に繋がる景色が、宮崎駿の『千と千尋の神隠し」の風景に似ていたという。「洛北には竹藪が少なくない。その...
断片記憶

悠久堂で図録を買う

夕方、打合せの前に神保町へ寄る。10月22日の京都史話で藤原道長の経筒の願文と御堂関白記の金峯山参詣の箇所を読んだ。朧谷壽氏と天野太郎氏の『藤原道長の金峯山参詣』をいただいたので、宮川禎一氏の「藤原道長の金峯山参詣」の気になる点を確認するた...