悠久堂で図録を買う

断片記憶

夕方、打合せの前に神保町へ寄る。

10月22日の京都史話で藤原道長の経筒の願文と御堂関白記の金峯山参詣の箇所を読んだ。朧谷壽氏と天野太郎氏の『藤原道長の金峯山参詣』をいただいたので、宮川禎一氏の「藤原道長の金峯山参詣」の気になる点を確認するために、図録を買うことにした。

京都国立博物館『藤原道長 極めた栄華・願った浄土』京都国立博物館、2007年

悠久堂は図録については神保町随一だと思う。

宮川氏の道中は大安寺から井外堂を経て軽寺へのルートを天理から山野辺と曖昧なのに対し、朧谷氏は中ツ道としている。井外堂の位置が不明であるので結論はでないが、軽寺跡の法輪寺の位置から山野辺の大回りする理由はないと思われる。

雨が降って来たので、慶文堂書店の前の出ていた、『芝居小唄 増補版』について、初版を持っていたが、増補版ということで買ってしまう。

木村菊太郎『芝居小唄 増補版』演劇出版社、1981年改訂増補第2版

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