パブリッシャーかブックメーカーか

断片記憶

週間読者人 2015年11月6日号

「本作りの理想郷 鈴木一誌・増田玲対談」を読む。DVDブック『世界一美しい本を作る男 シュタイデルとの旅』(新潮社、2015年』のドキュメンタリー映像を観ての感想が中心だ。写真集を編集から印刷まで一貫して作る話であり、興味を持った。

ドイツのゲッティンゲンという地方都市が活動拠点になっているのも見逃せない。日本の出版状況は東京でなくては何もできなくなっている。高品位な写真集を印刷するとなると凸版とか使うことになる。シュタイデルはゲッティンゲンで収集家向けの写真集を作っている。

このドキュメンタリー映画が観たくなった。

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