2021-03

書籍目録

2021年03月購入図書

三月弥生。何故か慌ただしく過ぎてゆく。コロナ禍で気持ちが塞ぐのか。さしもの緊急事態宣言は取り下げられたが、それでコロナ感染者が減ったわけではない。三月上旬に比べ下旬は明らかに増加している。本屋に行ってみたが、本屋の棚も様変わりしており、本を...
書籍目録

2021年03月購入古書

2021年03月購入古書3月は緊急事態宣言が延長になり、隅田川の桜祭りは中止になった。二年連続で中止になるのは痛いとドラッグストアの店主が言っていた。(購入後記)甘夏書店で購入した。甘夏さんが背表紙にセロテープで補強していることを確認してく...
書籍目録

2021年03月書籍往来

2021年03月書籍往来暖かくなったためか腰も違和感を感じないのでコルセットを外した。そもそも書籍往来は曖昧な概念でTStudyの購入図書、購入古書に載っていない以前の本について取り上げて記録したものだ。真面目に書籍目録を作るつもりなら、も...
断片記憶

あれなむ都鳥?

小松英雄『伊勢物語の表現を掘り起こす笠間書院、2010年『伊勢物語』のあづまくだりので、隅田川の渡し船の船頭が言う言葉は「これなむ宮ことり」である。小松英雄氏の本から引用してみる。「なほ行き行きて、武蔵の国と下総の国との中に、いと大きなる川...
読書時間

『英語の読み方-ニュース、SNSから小説まで』(2021)の付録をする

北村一真『英語の読み方-ニュース、SNSから小説まで』中公新書、2021年「一歩上」に進むための厳選例文60が巻末付録にあった。「全部で60文ですので、一気に読み通すこともできると思いますが、一日に2文ずつ進めても約1か月で網羅できます。ぜ...
読書時間

『英語の読み方-ニュース、SNSから小説まで』(2021)

北村一真『英語の読み方-ニュース、SNSから小説まで』中公新書、2021年英文を読むことの前提として読解力の大切さが強調される。いわゆる4技能はバランスよくというのは理想である。しかし、文法を軽視すると基礎となる読解力に問題が出てくる。そう...
断片記憶

調べ事は21時までにする

京都検定の問題を解いてみて、2級は運が良ければ合格するレベルである。できない問題は記憶力のせいではなく、初めから知らない問題であった。この出来なかった問題を京都検定テキスト(公式テキスト)で確認してみたが、索引にないものはその分野ないしドメ...
ひととき

138「春がふくらむ」千宗室

ひととき 2021年4月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「春がふくらむ」というタイトルだった。家元が長歩きにでる話だ。寺之内通を東へ向かうと相国寺となるので、長歩きにはならない。そこで西へ向かったわけだが…。「春がふ...
散歩時間

さよなら大門、まあや

宝塚雪組東京公演『f f f -フォルティッシッシモ-』~歓喜に歌え!~を観る。望海風斗(大門、だいもん)さんの退団公演であるので、締め括りで観ることになった。だいもんさんがベートーベンを演じる。娘役トップの真彩希帆(まあや)さんも退団にな...
読書時間

『翻訳教室 はじめの一歩』(2021)

鴻巣友季子『翻訳教室 はじめの一歩』ちくま文庫、2021年序章を読むと鴻巣友季子氏の主張は明らかである。「翻訳は初心がすべてなのです」(P12)。「想像力の枠から出ようとすること。少なくとも、出ようとする意識をもつことです。言い換えれば、人...
断片記憶

京都検定問題の使い方

たまたま京都に馴染んでいたから、京都検定の最初のドメインができただけで、京都を知っていたわけではない。ツーリズムの薄っぺらい本やパンフレットを読めば、会話というものが成り立つ。ただし、その会話は世間話の域をでない。京都の町の人はお金を払って...
読書時間

『三八式歩兵銃 日本陸軍の七十五年』(2021)その2

加登川幸太郎『三八式歩兵銃 日本陸軍の七十五年』ちくま学芸文庫、2021年日本陸軍の通史であるから、叙述は概略的にならざるを得ない。武器の解説がやや詳しい感じの本である。第二章 明治の新軍大村益次郎による明治の新軍の構想は、山縣有朋がキーマ...
断片記憶

京都検定問題のドメインと対策を考える

出題範囲を我々の言葉でドメインという。ドメイン毎の配点を見ると(2020年の問題、京都新聞のサイトより)1.歴史・史跡 102.神社・寺院 103.建築・庭園・美術 104.芸術・文化、生活・行事 105.公開テーマ【河川と橋梁】 10→テ...
断片記憶

3月も後半戦でやりたい事をやってみる

しばらく京都検定の過去問を解くのを日課とする。出来なかった問題を京都検定本で確認する地道なプロセスを廻す。単に、町中華を食べて眠くなったせいかも知れないが、貴重な読書時間は通勤時間内で確保すればよいということもある。土曜日は子安宣邦先生の「...
読書時間

『教養としての歴史問題』(2020)その2

前川一郎編著、倉橋耕平、呉座勇一、辻田真佐憲『教養としての歴史問題』東洋経済新報社、2020年8月7日「第四章「自虐史観」批判と対峙するーー網野善彦の提言を振り返る」(呉座勇一)「新しい歴史教科書を作る会」の西尾幹二氏が書いた『国民の歴史』...