赤松明彦『インド哲学10講』岩波新書、2018年、2019年第2刷
赤松明彦氏の本を買う順番を間違えたようで、先に『インド哲学10講義』(2018年)でその後で『ヒンドゥー教10講』(2021年)と買うのが正しい買い方だった。
哲学である限りは神をもって説明することはできない。哲学はギリシャに始まるが、インドに於いても神を離れて人間が世界を語り始めた。この本は哲学の倫理面よりは、認識論と存在論が中心になる。
こうやって古代や近代の認識論や存在論を読んでいる自分がいることに驚くしかない。読書の傾向とは分からないものだ。
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