旅の時間

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雨の京の朝

昨日予習した京都国立博物館の「宋元仏画展」を日曜美術館で見る。細部にわたって見えるののがTV番組の良いところで、孔雀明王像(仁和寺所蔵)は技法の再現もあって印象が深まった気がした。小雨の烟るなか髙木屋さんまで行ってコーヒーを飲む。このあいだ...
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温習會2025を観る

表千家北山会館まとまった雨の京都となった。地下鉄烏丸線に乗って北山駅で降りて府立植物園の方を見ると大勢の人が立っている。何か異様な感じがしたが、そのまま北山橋方面へ歩いて行くと表千家北山会館が道角に佇んでいたのである。駅のポスターで見た「特...
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生田の森からにしむら珈琲店へ

源平合戦で有名な生田神社がホテルのそばにある。生田の森で平知盛と平ら重衡らの平家の主力と源範頼が激突した古戦場として知られいる。日曜日の朝は人影もまばらであった。楼門の手前左にある摂社大海神社は海運関係の会社の奉納が目立つ。中でも、三恵海運...
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神戸を目指す時もある

夏休み最後の土曜日で新幹線は混雑しているというアナウンスがあったが、指定席は満席という表現ではなかったので、グリーン車もゆったりしていた。駅弁屋で、大船軒サンドウヰッチの隣にミックスサンドがあったので、それにしてみたが、日本食堂のものだった...
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間部詮勝寓居跡にナツツバキ咲く

寺町通り押小路上ルの東側に間部詮勝寓居跡の石碑が建っている。今までさんざん歩いてきたはずなのに気に留めてなかった。たまたま、東林院さんで沙羅の花を見たので、ここにも白い花が咲いていることに気づいた。ナツツバキの花がこんなに身近に見れるとは知...
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町家で花を活ける

小雨の烟る中、烏丸通を下って、久し振りに前田珈琲室町本店でスペシャルモーニングする。1,700円。ふわふわセットが卵焼きサンドなので、次はそちらを試したい。その後は、町家で投げ入れの教室に参加した。山野草の説明を聴き、花留めの仕方を教わった...
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沙羅の花を愛でる会

曇り空の東京を後にする。電車はいつものように混んでいたが花園駅で降りる人は少なかった。妙心寺で金澤翔子展を観る。金澤翔子氏の書が、狩野探幽の龍の天井画のある法堂に始まり、本坊に展示されていた。桂春院など塔頭の方にも分散して展示されているらし...
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都をどり2025を観る

髙木屋さんで珈琲を飲む。ペルーの豆が値上がるのでブレンドも午後から変わるといっている間に、珈琲豆が配達されてきた。今日は満開やとマスターがいう。そういえば去年も満開やったなと返す。京都の時間はそうやって経っていく。相方と待ち合わせはレストラ...
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飲み過ぎた翌朝

まずは、三条広小路の喫茶店へ向かう。なぜか看板が出てなくて、オーナーさんがカウンターに座っていた。外国人だけで忙しいので日本人観光客の目に入らないようにしまったという。確かに、昔からの料金でワンオペでモーニング出してたら手が回らない。サイホ...
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温習會2024を観る

真珠庵今回は、Le Petit Parisienのオーナーさんと一緒に旅行することになった。正面のタクシー乗り場で相方と待合せ、車で大徳寺まで、塔頭真珠庵が4年振りの一般公開なので、拝観料2,000円とお高いが時間調整に行くことにした。大河...
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夏の旅コレクション

飲み過ぎた翌朝は食欲がない。それでも、イノダを覗いたが、外で並んでいる人はいなかったが、中で待っていた。三条通を歩いていて、東大路通を越えてCAFE GREEN DOORという看板が目に入った。今まで全く気が付かなかった。案内に従って路地へ...
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久々に朧谷先生の講義を聴く

4月に申込んでいた古代学協会の公開講座を聴きに、夏の京都に来てしまった。もう、何年も夏の京都に足を運んでいない。暑い外を歩き、涼しい室内で休み、また、暑い外に出で、涼しい室内へ入ることを繰り返しているとものすごく体力を消耗してしまう。汗をか...
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都をどり2024

令和六年第百五十回記念公演都をどり第百五十回源氏物語舞扇今年も都をどりを観られることの幸せを感じています。植木朝子(ともこ)先生の作詞・構成はもう何年になったのかとブログで「植木朝子」を検索したら、2014年が最初でした。コロナ禍で2回休ん...
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推し活といわれる

観光シーズンの京都は来たくはないのですが、ご案内をいただいたので出かけることにしました。相方に言わせるともうそれだけで推し活だそうです。日本舞踊キャラバン京都公演に出演するというのは大変なことだと思います。桂吉坊さんの前説と後のコメントの通...
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初冬の京都も久々となる

新型コロナ禍も日常化して観光京都に戻ったようだ。記憶はあっても当てにならない。状況は常に変化する。去年の私は今の私ではないことを昔は西田幾多郎の「絶対矛盾の自己同一」という観念で理解していたが、養老孟司氏のいうように「人は変わる」という唯脳...