真珠庵
今回は、Le Petit Parisienのオーナーさんと一緒に旅行することになった。正面のタクシー乗り場で相方と待合せ、車で大徳寺まで、塔頭真珠庵が4年振りの一般公開なので、拝観料2,000円とお高いが時間調整に行くことにした。大河ドラマの源氏物語にあやかって源氏物語図屏風が特別公開されている。なぜか現代作家6名による方丈襖絵に漫画家の北見けんいち氏の作品もあった。ここの山田宗正住職が割烹川上の元主人の松井新七氏と瑞泉寺の中川学住職と無限無際三人展を祇園のギャルリー正觀堂で催したのを観に行ったことがあった(2010年4月29日から5月8日開催)。絵心のあるのは感じたが思い切ったことをしたものだ。
昼は千本上立売のうなぎのおぜきで鰻をいただく。町家の鰻屋もよく通ったところだ。夫婦も老いたが私も老いてゆく。
重森三玲庭園美術館
今回は、重森三玲庭園美術館を拝見するのが目的であった。14時からをLe Petit Parisienのオーナーさんが予約してくれていた。庭園、書院から庭を見て、茶室の内部を外から見学することができて1,200円也。重森三玲作庭をいくつか見てきたが、ここは予約が必要なので初めて伺った。15名で満席なので静かに見学できた。
温習會
ホテルでお茶してから、祇園甲部歌舞練場へ向かう。
温習會2日・5日の出番
上方唄 姫三社
上方唄 引くや袖妻
長唄素囃子 紀州道成寺
地歌 鳥辺山
一中節 月の傾城
長唄 元禄花見踊
最初の上方唄姫三社には小桜さんが出てはった。
長唄素囃子 紀州道成寺は立ち方の芸妓さんもお囃子に参加するので楽しい。まめ鈴姐さんの笛も響いた。小鼓の豆珠さん久し振りだった。すっかり大人びていた。里美姐さんの太鼓も金春流でカッコよい。小萬姐さんの大鼓は痛さが伝わってくるかのようだった。
元禄花見踊には豆まるさん、章乃さん、佳つ智さん、真咲さんらが出演して、お開きになった。時刻は18時49分と今まで観たなかで一番長かった。
馴染みの割烹で秋の味覚を愉しんだあとは、お茶屋さんで舞妓さんと業界話をした。
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