2014-05

ひととき

56 「托鉢の声」千宗室

ひととき 2014年06月号の千宗室氏の京都の路地まわり道は「托鉢の声」でした。「物心つく前から雲水の姿に接してきた。各寺院の僧堂により托鉢の日は変わる」。家元も子供の頃はそれを知らないでいた。喜捨することの照れ臭さと合掌されることの居心地...
読書時間

『ローマ法王に米を食べさせた男』(2012)を読む

高野誠鮮氏の『ローマ法王に米を食べさせた男』(講談社、2012)を読む。限界集落の問題に対して公務員である高野氏の作戦が面白過ぎて涙が出た。タイトルで避けていたのが悔やまれる。地域経営の本です。しかし、上司を名指しで批判して大丈夫なのか。
読書時間

『冷たい水の中の小さな太陽』(1970)

世界文庫で買った『冷たい水の中の小さな太陽』(フランソワーズ・サガン、朝吹登水子訳、新潮社、1970年)の扉にポール・エリュアールの詩があって、題名にとられている。詩の訳は兄の朝吹三吉と書いている。岩崎鐸の装画がいい雰囲気だ。
旅の時間

二条大路を歩く

中村武生先生の「平安京の大路小路をあるく第11回 二条大路、その1」(2014年5月11日(日)10時~12時)に参加する。もちろん、二条大路はすでになく、一部分が二条通と重なっているに過ぎない。平安京で朱雀大路に次いで広かった二条大路を現...
旅の時間

かがり火コンサート2014

行きつけの店で普段になく早いペースで飲んだあと、鞍馬口の上御霊神社へ向った。第26回御霊祭かがり火コンサートの当日精算のチケットで2,000円也。かがり火が煙いけど、空いている前の席を確保して、お酒を買う。300円の熱燗を飲んで始まるのを待...
読書時間

『神山プロジェクト』(2014)はシムシティか

神山町のHidden Libraryはアーティストの出月秀明氏の作品で2012年12月に誕生した。住民が、卒業、結婚、退職という人生の3つのタイミングで影響を受けた本を鍵のかかる図書館へ預けるという真逆のコンセプトだ。『神山プロジェクト』(...
断片記憶

蔵書の苦しみを味わう

天気が悪いので、GTDをして、課題リストを整理した。まずすべきは、書籍の把握となった。今までは、積んであるダンボールの中の本を出して、読むか読まないか判断して、読みそうもないものは、Bookoffの引取り用のダンボール箱に移すだけで終わって...