西井一夫、平嶋彰彦『新編「昭和二十年」東京地図』ちくま文庫、1992年、2006年第10刷
書誌情報
『昭和二十東京地図』(筑摩書房、1986年)
『続・昭和二十年東京地図』(筑摩書房、1987年)を文庫化に当たり再編した。
単行本について(正編)
昭和二十一年の戦災焼失地域表示のついた『東京都三十五区区分地図帖』(昭和六十年三月復刻)を持って、昭和六十年十月二十七日号から昭和六十一年一月二十六日号の「毎日グラフ」で十二回連載したものをすべて書き直し、写真も新たに撮影したものをかなり加えている。
続編の情報はない。
文庫版は、続編十三章中五章を正編十二章に足す形で編み直して、若干の加筆修正をしたとある。
その七 深川・本所・向島
ここに残った写真の景色も今はないのだろう。
夏の終わりに歩いた玉ノ井に僅かな痕跡があったような気がする。
その四 本郷・谷中・上野
根津宮永町のはん亭の写真があったので、何か書いていないかみたがなかった。イメージで載せた写真だった。新たに付け加えた写真のひとつだろう。雪のはん亭は絵になるし嫌いではないが、いかにも作りものの本という感じがする。
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