『中江藤樹』(1974)

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『中江藤樹』(1974)

山井湧、山下龍二、加地伸行、尾藤正英『日本思想大系〈29〉中江藤樹 』岩波書店、1974年

中江藤樹(1608年〜1648年)は江戸初期の慶長13年に滋賀で生まれた。9才で米子藩(加藤泰光)の武士であった祖父の養子となり、武家奉公するも、母に孝養を尽くすために脱藩したという。私塾を開き儒教の教えを説き、40才で亡くなった。中江藤樹は武士階級として知識形成したと言ってよい。結婚相手も武士階級から迎えている。

中江藤樹の思想が『翁問答』を読んだからといって分かるわけではない。しかし、他に本もないし、講義がされるまでできるだけこの本を読む事にする。

中江藤樹は人倫として、忠、孝、悌、信のうち、孝を重視したと言ってよい。至徳要道は「孝」と師が説くことから始まる。

続きは講義のあとで。

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