『ロベルトは今夜』(1962)

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ピエール・クロソウスキー、遠藤周作・若林真訳『ロベルトは今夜』河出書房新社、1962年第5刷

2016年11月3日にLe Petit Parisienで『ロベルトは、今夜』の映画を観て、クロソウスキーを巡る山口椿氏、大森晋輔氏、石川順一氏の知的格闘劇を愉しんだことがあった。書肆右左見堂で見つけて読むことにしたのだが、以前、原書と山口椿氏の訳を読んでいたので、どこまで原書に忠実な訳か確かめたくなった。発売当初からスキャンダラスな話題で刷を重ねていた。松岡正剛氏の千夜千冊と同じ本なので嬉しいが、松岡正剛氏は『歓待の掟』(河出書房新社、1987年)が「プロンプター」を加えた3部作なので本命だという。ならば、なぜ千夜千冊にしないのかは不明だが、やはり『ロベルトは今夜』というタイトルの本であることが必要なのである。2006年に『ロベルトは今夜』が河出文庫になり手に入りやすくなっている。読み比べた感じは山口椿氏の訳が一番淫に感じた。

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