ひととき 2018年9月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「鬼もあきれる」というタイトルでした。以前ならニ八は鬼門といいました。2月と8月は観光客も京都盆地の寒さと暑さとに恐れをなしていました。 しかし、今は暑さに強くなっただけでなく厚かましくもなったようです。家元の家の結界を越えて入り込む始末で警備員を雇ったといいます。まさに「鬼もあきれる」行儀の悪さに読んでいて残念な気持ちになります。横一列になってトローリーを引く集団のコトコトいう騒音に対抗して蜩もカナカナと鳴いたのでした。
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