奈良その奥から七「バーテンダー」

ひととき

奈良その奥から七「バーテンダー」

岡本彰夫 『ひととき』2019年5月号

春日大社の元権宮司の岡本彰夫氏が「バーテンダー」について『ひととき』2019年5月号に書いていました。岡本彰夫氏が福山市で講演をした後の2次会のバーで出会ったバーテンドレスへコースターに書いて贈呈したことばが素敵でした。

手をうてば 鯉は餌と聞き 鳥は逃げ 女中は茶と聞く 猿沢池(多川俊英『唯識十章』)

「「唯識論」の「唯識所変」(聞く立場によって解釈が異なる)のたとえを詠んだ、興福寺の古歌」をもとに、平常心を説き、コンペまで2日と迫り、期待と重圧感に萎縮しそうになる彼女の心を変えたのでした。

注)HBA(Hotel Barmen’s Association, Japan)のページを見ると、HBA/KOKUBU『2017年 第5回HBA/国分(株)共催カクテルコンペティション』が2017年8月20日、ホテルグランビア京都で開催され、3部門で競われた。岡野悠さんがスピリッツ・ウイスキー部門においてイーグル ウイングで優勝とある。

福山のニューキャッスルホテルのB1にあるバー シャトレーヌのバーテンドレスの岡野悠(はるか)さんがHBAの2017年のカクテルコンペティションのスピリッツ・ウイスキー部門で優勝した時のエピソードでした。

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