Goinkyodo

読書時間

『『教行信証』を読む』(2010)を読み直し始める(その3)

ら山折哲雄『『教行信証』を読む 親鸞の世界へ』岩波文庫、2010年第3章 難問に苦悩する親鸞 ー「信」Ⅰーここに至ってテキスト批判が行われる。親鸞真蹟本の発見が述べられる。「坂東本」は「親鸞自身の手に成る草稿本とされるようになった」(p.9...
断片記憶

円仁の『入唐求法巡礼行記』はナイトキャップとなる。

円仁、足立喜六訳注、塩入良道補注『入唐求法巡礼行記1』(東洋文庫、1970)円仁の『入唐求法巡礼行記1』が花火の後の段ボールの入れ替えで出てきた。上の箱が下になったり、下の箱が上になったりして、よくわからない状態になっているが、取り敢えず見...
読書時間

『『教行信証』を読む』(2010)を読み直し始める(その2)

山折哲雄『『教行信証』を読む 親鸞の世界へ』岩波文庫、2010年第2章 依拠すべき原点と念仏ーー「教」から「行」へーー山折哲雄氏は『教行信証』という作品と言っている(p.v、vii、viii、2、9、32、36、40、43、44、46、52...
断片記憶

明日のために

猛暑の続く日々で少し電池切れになったようだ。やりたいことはいっぱいあるが、身体が資本だから無理はできない。修行僧のように掃除と食事つくりと瞑想に時間を充てようと思う。
読書時間

『『教行信証』を読む』(2010)を読み直し始める

山折哲雄『『教行信証』を読む 親鸞の世界へ』岩波文庫、2010年驚くということ『教行信証』の二つの主題と一つの目的を山折哲雄氏は提示するが、それは後に回すことにする。まず、『教行信証』の時代背景が語られる。「すでに師の法然は念仏のみを選択す...
読書時間

『百代の過客』(2011)を読む

ドナルド・キーン、金関寿夫訳『百代の過客 日記にみる日本人』講談社学術文庫、2011年「終わりに」で、ドナルド・キーンは「私は『百代の過客』の中で、838年の円仁に始まり、1854年の川路聖謨(かわじとしあきら)の日記に終わる、ちょうど千年...
断片記憶

日常を取り戻す

花火の後は、ものがというか本が見当たらなくなる。時間に追われて無造作に箱の隙間に押し込んだ読み掛けの本は箱がランダムに積み重なってどこに行ったのかわからなくなる。箱は一年で2箱買ったのだが、本はそれ以上に増えてしまった。同時に床にものを置か...
断片記憶

隅田川花火大会鑑賞会2025

天気も良く、皆さんのおかげで隅田川花火大会も良く飲んで楽しめました。あとはロスト感覚を味わう日々が続きます。
書籍目録

『英文解体新書3』(2025)

文月の購入図書も最後になった。花火の前の日なのでバックから出さないでおく。箱に入れると見つからなくなる恐れがある。(購入後記)北村一真氏の『英文解体新書』シリーズも3冊目となった。無鑑査で購入。実践ではなくて実戦は、確認テストとして作られた...
読書時間

『日本群島文明史』(2025)その2

小倉紀蔵『日本群島文明史』ちくま新書、2025年前回は註から読むという技をつかってみた。夏バテなので、省エネ読書をしたわけだが、知らない本も多く、手元にある本も再読したくなった。最近読んだ本のMind Mapは作ってきたが、自分の知の体系は...
ひととき

「朝と夜の京都」は面白い

ひととき2025年8月号の特集は「朝と夜の京都」でした。松本隆さんの夜あそびの方にコメントします。作詞家の松本隆さんは京都に住み始めて12年だそうです。深夜喫茶しんしんしんで寛ぐ松本隆さんが、店主の西條豪さんに案内され京都の街中へ。陽の落ち...
ひととき

190「シネコン コンプレックス」千宗室

190「シネコン コンプレックス」千宗室『ひととき』2025年8月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「シネコンコンプレックス」というタイトルでした。家元が京都の映画館の思い出を書いていました。京極にあるシネマコンプレッ...
断片記憶

花火大会カウントダウン

隅田川花火大会の総合案内板を見ると、交通規制があるので注意が必要です。
読書時間

『プラトンと反遠近法』(2025)を読み始める

神崎繁『プラトンと反遠近法』講談社学術文庫、2025年(書誌情報)『プラトンと反遠近法』新書館、1999年を文庫化したもの。注と人名・作品名索引があり、解説を山内志朗氏(中世哲学、慶應義塾大学名誉教授)が書いている。320頁あるが、308頁...
書籍目録

『プラトンと反遠近法』(2025)

文月も後半戦になりました。あとは花火。(購入後記)2025年7月13日の【夢ラテ】で解説を山内志朗先生が書いたことを話されたので、本屋に寄る機会があって思い出して手に取りました。【思想】神崎繁『プラトンと反遠近法』講談社学術文庫、2025年