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断片記憶

「探索式2025」思想の状況(その3)

本は分割して統治するので、分野を思想、歴史、言語、その他に便宜上分けてみた。ここでは思想を扱う。しばらく、マインドマップを更新していなかった。自分の好みの本を読む生活をするのが理想であるが、程遠い生活であることがマインドマップを見ればわかる...
書籍目録

『関正生のThe Essentials英語長文 必修英文100』(2023)

長月の購入図書(その2)。(購入後記)The Essentialsはコンパクトな本なので、知識の整理に良いと思う。場当たり的な本は記憶に残りにくい。何度も読み返すのが必要と言われても知識として使うものだけあれば良いというのが、ゆるい私の立場...
読書時間

『天下泰平』(2002)を読み直す

横田冬彦『日本の歴史16 天下泰平』講談社学術文庫、2009年、2014年第3刷書誌情報2002年に刊行されたものを文庫化した。年表、参考文献、索引がある。以前、子安宣邦先生が、江戸初期の知のネットワークの話をしてくれた時に、買い求めて関係...
読書時間

『書架記』(1973)を読む

吉田健一『書架記』中央公論社、1973年たまに本箱から取り出して頁を捲ったりする。そんな本は数少ないが、旧仮名遣いの本が読みたくなる時もある。知識としての本はそのうち捨てることになるから、この世におさらばするときまで近くに置いておく本を選ば...
四都手帖

四都手帖2025年10月【編集中】

2025年10月の私的な愉しみと記憶10月は神無月といった。古都は温習會をはじめ踊のシーズンである。味覚の秋と言ってよいほど名残も楽しい。【古都】特別展 宋元仏画 蒼海(うみ)を越えたほとけたち 京都国立博物館 2025年9月20日(土)〜...
東都手帖

東都手帖2025年10月【編集中】

2025年10月東都散歩のための私的な愉しみと記憶10月は神無月なり。まだ暑さは残りますが、秋の盛りを迎えます。LE PETIT PARISIENの展示を追加したら、オーナーさんから坂口安吾展の招待券をもらったので、情報を更新した。幕末土佐...
断片記憶

鳥取の梨に思う

砂丘らっきょを頂いたあとに、二十世紀梨も頂いた。今年は梨が不作とのことで心配していた。9月になっても残暑が厳しい。さあ、冷やした梨を味わおうではないか。
読書時間

『一般システム理論』(1973)を読む

L. フォン・ベルタランフィ、長野敬・太田邦昌共訳『一般システム理論 その基礎・発展・応用』みすず書房、1973年、2013年第22刷書誌情報参考文献、人名索引、事項索引がある。ただ、半世紀前なので、現在との繋がりを知るにはGAIに教えても...
書籍目録

『三位一体』(2025)

長月の購入図書始めはキリスト教を扱った本となった。葉月より暑い日々が続いている。(購入後記)【夢ラテ】第8クール第6回目(2025年8月31日)で山内志朗先生が、買うべき本としてあげていらしたので、購入してみることにした。トマス・アクィナス...
旅の時間

生田の森からにしむら珈琲店へ

源平合戦で有名な生田神社がホテルのそばにある。生田の森で平知盛と平ら重衡らの平家の主力と源範頼が激突した古戦場として知られいる。日曜日の朝は人影もまばらであった。楼門の手前左にある摂社大海神社は海運関係の会社の奉納が目立つ。中でも、三恵海運...
旅の時間

神戸を目指す時もある

夏休み最後の土曜日で新幹線は混雑しているというアナウンスがあったが、指定席は満席という表現ではなかったので、グリーン車もゆったりしていた。駅弁屋で、大船軒サンドウヰッチの隣にミックスサンドがあったので、それにしてみたが、日本食堂のものだった...
書籍目録

『類似と思考 改訂版』(2020)

葉月の購入図書の終わり。 (購入後記)認知科学の文書を読む機会が増えているような気がする。最近は、探索式を更新していなかったので、自分の興味の可視化がされていなかった。【知】鈴木宏昭『類似と思考 改訂版』ちくま学芸文庫、2020年、2025...
読書時間

『法然の手紙を読む』(2025)を読む(その5)

阿満利麿『法然の手紙を読む』ちくま学芸文庫、2025年第四章 なにが念仏を妨げるのか?1  本願を疑う(ある人のもとへつかわす御文)阿満利麿氏は「短文だが、法然の思いが凝縮している名文であろう。繰り返して読んでみたい、暗記しておきたい文であ...
読書時間

『英作文の技術 ”3世界・24文型”で伝える』(2025)を読む

澤井康佑、マーク・ピーターセン『英作文の技術 "3世界・24文型"で伝える』中公新書、2025年著者について著者の澤井康佑氏は『英文法再入門』(中公新書、2021年)を読んだことがある。マーク・ピーターセン氏は『日本人の英語』(岩波新書、1...
読書時間

『文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険』(2025)を読む

北山忍『文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険』岩波新書、2025年本書の目的は「多様性の本質を探究し、そこに隠された共通原理を解明することである」(p.v)。多様性と普遍性の関係を問う本である。参考に文献の替わりに2本のレビュー論文が...