2019年9月書籍往来

書籍目録

2019年9月書籍往来

7月から8月にかけて、本箱から取り出した本を読むことが多かった。そのせいで8月に買った本もまだ読み切れていない。そのためか長月は書籍往来が少ないかもしれない。新刊、古書、既にあった本の中から読む本のバランスをとることを考えてきた。新刊本は黙っていても増えるので、古書を買うのを控え、既に買ってあった本を読むか、処分していく。精神が続く限りと思っているが、だいぶ草臥れてきた。

ハイゼンベルクは量子力学の分野で活躍した巨人の一人と言っていい。これはプラトンの対話篇のようだ。玄関にずっと置いてあった。その前は寝室にあったはずだ。ずっと手に取る時を待っていたのだろうか。

その他の本たちも箱の中で眠っていた。罪なことをしているのだと。眠っていた夏川りみのアルバムを聴きながらそう思う。

【思想】

W. ハイゼンベルク、湯川秀樹序・山崎和夫訳『部分と全体 私の生涯の偉大な出会いと対話』みすず書房、1974年、2002年新装版第4刷

【歴史】

河内将芳『信長が見た戦国京都 城塞に囲まれた異貌の都』洋泉社歴史新書y、2010年

【京都】

宮本常一『私の日本地図14 京都』未來社、2010年

【語学】

ロッド・エリス、牧野髙吉訳『第2言語習得のメカニズム』ちくま学芸文庫、2003年

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