『英語が日本語みたいに出てくる頭の作り方』(2025)

書籍目録

皐月も下旬になって、気温も上がるし、梅雨入りが近くなったような天気だ。

(購入後記)

第二言語習得論はそれなりに気づきがあったと思うけど、そもそも哲学書を読むという目的があってその書かれた言語で読んでいるのであるから、読みたいものを読めば読めば良いのではないか。カントのいう現象界と叡智界の関係など、翻訳で読んでもわからないので、ドイツ語で読んだからわかるかといったら、そんなこともない。会議で使うためとか、目的があれば、第二言語習得の理論にそって効率的に学習を進めればよいのである。学校教育ではインプットが足らないし、使いこなす時間もない。習ったことを使いこなすには時間をかけて練習する必要があるし、それを無意識にできるようになるのは相当な時間がかかることは本書でも示されていた。

「絵本には日常会話で使わない単語や文化的背景に根差した表現が多く、日本人の英語学習者には理解が難しい場合があります」(p.173)といっても、そこが知りたいから読むのであり、初学者には馴染まないといっても、彼・彼女らの感性はそれによってできているので、jokes and riddlesがないクソ真面目な世界なとは考えられない。

【言語】

川﨑あゆみ『英語が日本語みたいに出てくる頭の作り方 第二言語習得論の専門家が教える「英語の正しい学習法」』日本実業出版社、2025年第3刷

英語が日本語みたいに出てくる

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