2020年11月書籍往来
霜月である。樹々が葉を落として冬に備えるように、本を整理して調べ物ができるようにしたい。
【知】
前島康彦『向島百花園』(財)東京都公園協会、1981年、2003年第3版
東京都公園緑地部監修・東京公園文庫17を買ったのは向島百花園の売店だった気がする。東京公園文庫は全45冊ある。
【山岳】
ガストン・レビュファ、近藤等訳『星と嵐 6つの北壁登行』白水社、1987年
2000年に近藤等氏が改訳したのが、山と渓谷の文庫になった。そちらの方も読み比べてみたい。できれば、“Etoiles et Tempêtes ”は原書で読みたい。
【文学】
若島正『乱視読者の英米短篇講義』研究社、2003年
何を取り上げて、何を取り上げないかは重要なことだと思う。しかし、何故かヘミングウェイは読んでいるが正面から取り上げていないのでした。索引をみてヘミングウェイに言及していることろを読むと、高校生の頃ヘミングウェイの『老人と海』に挫折し、リチャード・ライトの『アメリカの息子』を最初に完読したことが書いてありました。「第55回読売文学賞(随筆・紀行賞)」受賞作品。
ちなみに、私が最初に読み通したのはA farewell To Armsだったことを思い出しました。
【語学】
柴田元幸『翻訳教室』新書館、2006年
実際に辞書を引きながら翻訳してみることで、レベルアップをはかるしかない。
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