『日本百名山』(1978)

書籍目録

深田久弥『日本百名山』新潮文庫、1978年、1993年第27刷

 

太田和彦氏の『居酒屋百名山』(新潮文庫、2013年)を読んだからには、元祖を読もうと思う。

『日本百名山』の単行本が1964年に出版されてから版を重ねていたことは解説で串田孫一が書いていた。文庫版になっても版を重ねていた。TVでは百名山は毎週放送があるし、二百名山、三百名山の山行番組は人気がある。山に行ってる頃、読んだけど、すっかりご無沙汰していたので、ちょっと読む。

 

38 皇海山(すかいさん、2144m)では大正四年(1919年)の木暮理太郎の登山記の話が書いてあって、庚申山から鋸岳を通り皇海山へ道なきところを登ったという。添付の地図だと山の名前が分かりにくいが、鳥居のある方が庚申山だ。

 

今は、群馬県側の皇海橋から不動沢を詰めるコースが一般的で、庚申山から鋸岳のコースは懸垂下降もあり、篤志家向となっている。

 

深田久弥が後記で百名山選定基準を書いていたのでメモしておく。

①品格②歴史③個性

付加的条件 おおよそ1,500米以上

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