『新々英文解釈研究(復刻版)』(2008)再び

読書時間

山崎貞『新々英文解釈研究(復刻版)』研究社、2008年

 

昭和40年(1965年)の『新々英文解釈研究』の新訂新版の復刻版で、初版は大正元年(1912年)の『公式応用 英文解釈研究』なのでとてつもなく長い歴史のある本である。

 

山崎貞の真骨頂は英文解釈にある。

結局、本をどう使うのが今の自分のニーズに合うのかを考えることになる。学生ではないので、1日に割ける時間は限られている。10分読むと眠くなる状況は変わらないので、山崎貞の問題を1回1題解くのが丁度よい刺激になる。

 

知識を整理するには逆引が優れていて、薬袋善郎氏の本のように、全ての可能性を分かった上で、品詞分解して、適用された用法を判断する流れを自分の中に持ってなければ、正解に素早く辿り着けない。だから、that、as、ofなどの可能性をノートに書き出すのが楽しみになっている。植物名を判別するための分岐テストのようなものだ。裸子植物か被子植物か。被子植物なら、単子葉か双子葉か、双子葉なら離弁花か合弁花か。to 不定詞なら名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の区分や独立用法が整理されていないと文意を頭から理解するのは難しい。

#語学 #英語

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