如月の雑感

断片記憶

雑感以外の何物でもないのであるから、限定詞は不要なのかもしれない。

花粉症の季節になると、掃除が面倒になる。掃除機が埃を舞い上げるのは見ていて気分が悪いだけでなく、目も痒くなる。しかし、お掃除シートで拭き取るにも限界がある。つまり、ものが多すぎるのである。床に本を置かないようにしているつもりが、気がつけがけもの道になっている。やっと箱詰めして足を守ることができたが、もうそれで力尽きている。GTDでも行動レベルの把握が難しいことは指摘しているが、GTDは物事を情報に置き換えて処理する情報処理過程であると思う。優先順位の付け方をシステマティックにしてくれるが、行動を起こすのは生身の人間である。心理的抵抗が整理作業を妨げるのであろうか。ゴミ屋敷への途は避けねばならないが、体が動かないし、成果が見えにくい作業をするより、経営の課題を考えていたい。もちろん息抜きもしているが、本の整理や掃除時間の配分が少ないということなのだろう。炊事洗濯や買物は計画的にできているのであるから、ただ横移動を繰り返してしているだけの掃除時間を改善する必要がある。週末に飲み過ぎて翌日の行動力を削いでいることから、まず、行動習慣を変えることが求められる。GTDでも行動を変えることに時間を費やすことが強調されていた。Well-being signifys well-dying. 老年を生きることは経験してみなければわからないことである。『養生訓』をその文脈で読み直したいが、本が簡単には見つからない。

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