日々の記録について

断片記憶

記憶は失われてしまうと取り返せないので、仕事以外についてはこのblogに書くことで止めようとした。

「断片記憶」というカテゴリーに始まるメモをいつからかblogに載せて残すようにした。PCは壊れやすく、インターネットのプロバイダーも潰れたりしてあてにならない。

カテゴリーは増えていった。「書籍目録」や「読書時間」は本に関することで、「ひととき」や「古都を旅する」は月刊誌や週刊誌の記録である。「旅の時間」と「散歩時間」は楽しかった思い出を書き止めた。この先の予定をメモしているのは「四都手帖」と「東都手帖」である。「東都手帖」には千葉や神奈川とかのイベントを入れてもよいかなと思っている。「視聴時間」は最近は出番がない。時間に追われてCDとかDVDを聴く余裕がないのである。「シガモノ」は滋賀県のモノがあれば書くようにしている。

デジタルなものは一箇所に置いておけるし、置いておかなければ使えない。自分のデジタルスペースのなかで検索して出てこなければ諦められる。その点でEvernoteもblogの原稿を置くのに使うくらいになった。

そういう意味で、最近、検索して出てこないものを記録しておこうといている。『英語原典で読むシュンペーター』(2021)などは、調べごとで検索して出てこなくて、本を手に取ってみたら、序章の先で付箋が止まっていた。今回は記録したので、次は第2章から行ける。

David AllenのMaking It All Work(2008)も検索して、デビッド・アレン、田口元監訳『ストレスフリーの整理術実践編』(二見書房、2010年)という翻訳書があるのは分かったが、原本が行方不明だった。これが箱から出てきたので早速記録した。

自分の興味関心がどこにあるのか、どこに向かっていこうとしているのか。記録を振り返ると分かる。マインドマップの探索式2024も忘れずに更新していこう。若い頃と違って記憶するのも簡単ではない。全ては忘却との戦いである。老年期を生きるというのは誰しもが経験することではあるが、初めてのことであることには違いはない。

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