『現代支那論』(1939)

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尾崎秀実『現代支那論』岩波新書、1939年、2018年第5刷

だいぶ印字がかすれている。刷数は重ねていないが、年月が経ったせいなのだろうか。戦前に書かれた本なので、漢字仮名とも旧漢字旧仮名遣である。少し経てば目が慣れてくる。

ジャーナリストらしい平易な語り口である。当時の日中欧米列強の関係を理解するために何が良いのか。大雑把な日中戦争の流れは知っているが、拠るべき本はまだ選べていない。

尾崎秀実(おざき ほつみ)が本稿は1939年春に東京帝國大學成人講座において行った連續講演の速記を基に書き直したと書いている1939年10月の自序と奥付の1939年5月30日第1刷発行とは日付が矛盾する。

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