『奈良の寺 ー世界遺産を歩くー』(2003)

読書時間

奈良文化財研究所編『奈良の寺 ー世界遺産を歩くー』岩波新書、2003年、2007年第13刷

第一次大極殿は2010年平城遷都千三百年に復元したというから、この本の時は建設中だった。朱雀門はできていたので、近鉄京都線で近鉄奈良に向かうと朱色の門が右手に見えたのだった。

平城宮跡には、第一次大極殿が完成してから行ったと思う。というのも結構歩いた記憶がある。そしてほかに何もない土の道を大回りしてたどり着いた記憶がある。

奈良文化財研究所の関係者45名によって本書は書かれている。今、取り出して通勤時間に読んでいるのは本の片付けのお陰だ。

第一次大極殿の写真がないのが残念であるが、他に適当な本もないのであるから、この本に、平城宮跡資料館のパンフレットをDLしたもので、私のレファレンスを構成している。

平城宮跡

法隆寺・斑鳩三塔

薬師寺

興福寺

春日大社と春日山

元興寺

唐招提寺

東大寺

西大寺・西隆寺

法華寺

大安寺

このうち、西隆寺は西隆寺跡として1990年に発掘された。西大寺に対する尼寺として西隆寺を造営したという。奈良についての知識は旅行ガイド程度もなかったが、何度か行って感覚として分かってきた。この本は研究者が平易に解説した本なので学際的な知識の楽しさを知るには丁度良い。

#奈良

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