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『真実の原敬 維新を超えた宰相』(2020)

伊藤之雄『真実の原敬 維新を超えた宰相』講談社現代新書、2020年「あとがき」で、伊藤之雄氏が先輩方の仕事に違和感を感じていたという話が書いてあった。ああ、伊藤之雄氏らしいなと感じた。違和感を解き明かすのが伊藤之雄氏の仕事だ。人物の評価は難...
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『アフターデジタル2 UXと自由』(2020)

藤井保文『アフターデジタル2 UXと自由』日経BP社、2020年第2刷YouTubeで対談を見て面白かったので買ってみました。テクノロジー先進国の中国に住んでいるだけに話題が豊富です。世の中、DXが盛んですが、Digital transfo...
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『中国古典選1 易 上』(1978)

本田済『中国古典選1 易 上』朝日文庫、1978年私が大学の頃の発刊日の本が出てきた。その頃の興味が仏教、儒教、道教にあったことになる。朴筮の倫理的な問題何で朴筮(ぼくぜい)が四書五経のひとつである易経で扱われるのか分からない。その上で、朴...
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『室町時代の祇園祭』(2020)その2

河内将芳『室町時代の祇園祭』法藏館、2020年本書には索引がついてません。室町時代の言葉は振り仮名がないと読めないので、自分で索引を作りながら読んでいます。今回は私がどうしているかを載せてみました。歴史書で索引のないのはあかんです。一般書だ...
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『ミッシェル・フーコー ーー近代を裏から読む』(2011)

重田園江『ミッシェル・フーコー ーー近代を裏から読む』ちくま新書、2011年重田薗江(おもた そのえ)氏の本は『社会契約論:ホッブス、ヒューム、ルソー、ロールズ』(ちくま新書、2013年)を読んで、ミッシェル・フーコーが専門であることが分か...
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『増補 湖の国の中世史』(2008)その2

高橋昌明『増補 湖の国の中世史』中公文庫、2008年三、現当二世の利益を求めて西国三十三所巡礼の成立は「三井寺の高僧覚忠の名と結びついた三十三所観音巡礼」(P41)に始まるとされる。「覚忠の三十三所は、伝統的な観音霊場と新たに出現した霊場を...
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『増補 湖の国の中世史』(2008)

高橋昌明『増補 湖の国の中世史』中公文庫、2008年書誌情報『湖の国の中世史』(平凡社、1987年)を文庫化に当たり、増補改訂した。著者が滋賀大学に在籍していた当時の本で、『滋賀民報』に掲載したものを元にしている。「あとがき」によれば途中で...
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『忘却の整理学』(2009)その2

外山滋比古『忘却の整理学』筑摩書房、2009年最近は何故か2009年前後の本を取り上げることが多い。その頃は年間400冊を超えて本を買っていたから、当然かもしれないが、積読どころか2冊もある本がある。買ったことすら覚えていないのは、新幹線の...
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『忘却の整理学』(2009)

外山滋比古『忘却の整理学』筑摩書房、2009年そういえば、外山滋比古は先月に亡くなっていた。正確には2020年7月30日のことで、96歳であった。この人は英文学者だったが、エッセイを読んできた。『思考の整理学』(1983年)の後に出た本で、...
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『AI倫理 人工知能は「責任」をとれるのか』(2019)

西垣通・川島茂生『AI倫理 人工知能は「責任」をとれるのか』中公新書ラクレ、2019年AI倫理をどう捉えるかは様々な意見があると思う。狭く受け止めることもできるし広く捉えることもできる。本書は第一部〈理論編〉情報倫理からAI倫理へは西垣通氏...