『システムの非線形論理』(2026)

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河本英夫『システムの非線形論理』ちくま学芸文庫、2026年

(書誌情報)

本書は2023年東洋大学での最終講義を元に加筆訂正した本である。

オートポイエーシスの河本英夫氏が自身の研究を振り返る本でもあるが、システムを部分と全体という静態的な見方よりも運動として捉えている。河原ブヨの群れの観察から始まるが(ブヨのシステム)、生命科学の基本的な知識をブラッシュアップする必要を感じたのだ。システムの理論は線形論理ではなく非線形論理であるという。本書の題名そのものである。

第1章システムという用語の歴史が振り返られる。

system、systematicは「「体系」体系的」と訳され全体-部分という枠組みで使われている。

systemicは「システム的」と訳され、プロセス、運動として捉えている。

久しぶりに刺激的な本に出会った。

『システムの非線形論理』(2026年

『システムの非線形論理』(2026年

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